...鑷子(ピンセット)を用いて同種類の活字を拾い出し...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...この女優もまた奥様と同種類の犬を非常に溺愛(できあい)している...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...肥後の赤酒と同種類のものである...
種田山頭火 「行乞記」
...常陸風土記所載の「大人踐跡」なるもの或は同種類の竪穴の群ならんか...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...此れも存在の鮮明な點に於て前述の東京音頭の連中と同種類に屬する人達であらう...
寺田寅彦 「伊香保」
...これらの点でこれらの映画はジャズ音楽とまさに同種類の芸術である...
寺田寅彦 「映画時代」
...それはまさにおそらくあらゆる科学の探究に従事するものの感ずる困難と同種類のものでなければならない...
寺田寅彦 「備忘録」
...その金は同種類の器械的の労力と交換する資格があるだけじゃないか...
夏目漱石 「永日小品」
...やはり同種類の丙(へい)に逢った時...
夏目漱石 「創作家の態度」
...伝説と云えば日本武尊(やまとだけのみこと)の東夷征伐と同種類に属すべきもので...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...同種類のもののうちで...
夏目漱石 「余と万年筆」
...人も同じく多数の者が同種類の仕事に従事していても...
新渡戸稲造 「自警録」
...主體が客體と根柢においては同一乃至同種類であり從つて等しく超時間的であるとすれば...
波多野精一 「時と永遠」
...同種類の同量をもっては...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...れいの「同種類同量」の原則でアメリカ金貨と交換すれば...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...ただに同種類のもの同士ばかりでなく異種類のもの同士もまた相互に理解し合っていることは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それと同種類の事柄について...
矢田部達郎 「心理學」
...しかしある同種類の描写のみがことごとく存せぬということは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索