...鑷子(ピンセット)を用いて同種類の活字を拾い出し...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...かくの如く主張する人々は自己の思想を同種類の隣人によつて定められたる狭隘なる圏外に彷徨(さまよ)ひ出づることを許さなかつた...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...この女優もまた奥様と同種類の犬を非常に溺愛(できあい)している...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...常陸風土記所載の「大人踐跡」なるもの或は同種類の竪穴の群ならんか...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...しかしその活動の化学的物理的性質はほぼ同種類のものらしく想像される...
寺田寅彦 「自由画稿」
...それはまさにおそらくあらゆる科学の探究に従事するものの感ずる困難と同種類のものでなければならない...
寺田寅彦 「備忘録」
...たぶんは多くの同種類の云い伝えと同様に...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...他の同種類の人々と同じく...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...伝説と云えば日本武尊(やまとだけのみこと)の東夷征伐と同種類に属すべきもので...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...同種類の活用の同じ活用形には...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...主體が客體と根柢においては同一乃至同種類であり從つて等しく超時間的であるとすれば...
波多野精一 「時と永遠」
...れいの「同種類同量」の原則でアメリカ金貨と交換すれば...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...例へばスウイフトの「ガリヴア旅行記」と同種類の作品である事である...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...我国のそれと同種類の――もっともその程度は同一ではないにせよ――訂正を必要とする...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...精密に比較すると同種類の去勢しない鶏が三百目の体量に達する時は去勢した者が七百目に達する割合だ...
村井弦斎 「食道楽」
...それと同種類の事柄について...
矢田部達郎 「心理學」
...同種類の者は互に引き合ふ...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...×その夜、結局わかったことは、その兇器である匕首が、あの海岸開きの賑いの中で起った殺人に、使用されたものと、同種類のもので、全国どこの刃物屋にも、ざらに見られるものだ――ということだけであった...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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