...皆高平太と同様なのじゃ...
芥川龍之介 「俊寛」
...またいわゆる全精神なるものにも同様な属性があるものとされている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...酸と同様な性質をもっていると云(い)うので「空気酸」と名づけました...
石原純 「ラヴォアジエ」
...息の通う間は一行でも余計に書残したいというほど元気旺勃(おうぼつ)としていた精力家の易簀(えきさく)は希望に輝く青年の死を哀(かなし)むと同様な限りない恨事である...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...雪子ちゃんを気の毒に思う心持は僕もお前と同様なのだから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...従って人を切る場合にでも同様なことが当てはまるであろうと思われる...
寺田寅彦 「「手首」の問題」
...あたかも前に「前句」に対して行なったと同様な取り扱いをこれに適用するのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...革命劇にたいして企図してるのと同様な一つの結末(九)を与えたい欲求に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ポナペ島にこれと同様な(更に大規模な)遺址(いし)があるが...
中島敦 「環礁」
...同様な境遇に置かれれば...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...同様な方式がダイナマイト法で行われました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...その隣人と同様な就職の機会があると考え...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...丁度(ちょうど)これと同様な話を...
水野葉舟 「テレパシー」
...同様な二つの物の中で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もはや動くことが群衆に見つかるのと同様なのに気がついた...
横光利一 「上海」
...軍律も同様な御制度でするという理(わけ)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...じつは十里牌(はい)で居酒屋をやっている姉さん同様な人がいるんだが……と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...同様な目に遭うこと...
吉川英治 「平の将門」
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