...同宿する友人と一緒に旅行に行きたい...
...彼女たちはプロジェクトで同宿することになった...
...大阪での会議に向けて同宿するホテルを予約した...
...高校時代の同宿仲間との再会が楽しみだ...
...新入社員たちは同宿先の案内を受け取った...
...其訴訟の手續を同宿の法學生に訊いて居た事があつた...
石川啄木 「病院の窓」
...宿のものを手古摺らし同宿人の眉を顰めさせてゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...同宿の薬屋さん、とう/\アクセントで鮮人といふことが解つた、どんなに内地化したつて鮮人は遂に鮮人だつた、こに(マヽ)も民族的問題が提供されてゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...同宿者の需めに応じて一席どなつた...
種田山頭火 「行乞記」
...同宿の跛足老人はなか/\練れた人柄で...
種田山頭火 「行乞記」
...芒塚 去来君が手もまじるなるべし花薄・けさはおわかれの卵をすゝる・トンネルをぬけるより塚があつた(去来芒塚)・もう転ぶまい道のたんぽゝ同宿は遍路坊さん...
種田山頭火 「行乞記」
...同宿は坊主と山伏...
種田山頭火 「行乞記」
...天国よりも地獄の方が気楽だ!同宿は要領を得ない若者...
種田山頭火 「行乞記」
...同宿の新聞記者、八目鰻売、勅語額売、どの人もそれ/″\興味を与へてくれた、人間が人間には最も面白い...
種田山頭火 「行乞記」
...先日来同宿の坊主二人...
種田山頭火 「行乞記」
...同宿六人、みんなおへんろさんだ、その中の一人、先月まで事件師だつたといふ人はおもしろいおへんろさんだつた、ホラをふいてエラがる人だけれど憎めない人間だつた...
種田山頭火 「行乞記」
...どうでもよいことなのですが)其同宿の折であつたか後であつたか...
土井晩翠 「漱石さんのロンドンにおけるエピソード」
...同宿の冬籠(ふゆごも)りの客同士の思いやりから出ているのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...果して二人が出て行くとまもなく、留守番の男がやって来て、御同宿のお方を、この突きあたりの二番目に致しましょうといって、そのすべての持物を運びはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで同宿の連中は...
中谷宇吉郎 「温泉2」
...君は学生時代から苦沙弥と同宿をしていて...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...三月十四日(木曜)昨夜から滝村同宿...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...そこの主(あるじ)は大草額平(おおぐさがくへい)という者、すなわち、玄蕃と一緒に歩いていた浪人で、何かの縁から、玄蕃は雨龍の山荘を下って以来、ここに同宿して、空(むな)しい日を送っていたものと見える...
吉川英治 「剣難女難」
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