...同君が出版延引した言訳を...
伊波普猷 「「古琉球」改版に際して」
...それが同君の我国の学界に対する批判の基準となっていたように見える...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...同君のような出発点を有する人の画を論ずるに他人のしかも外国人の画などを引合いに出したくはない...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...また同君も東京へ来て演る機会は少ない...
中里介山 「生前身後の事」
...同君の序はとう/\手に入らなかつたのである...
長塚節 「土」
...同君の手許で明治以来の凶作の年の「体温表」を作ってみたところ...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...同君も基督教徒の平和主義者であつた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...同君の宅の庭に幾つか忽然と生え出たこの菌をうまいうまいと食べた一人であった...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...同君はそれを相州葉山長者ヶ崎の小嶼(しょうしょ)で採集せられたのであった...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...久し振りに故郷へ帰ってその時同君の宅で食べた秋刀魚や鰯(いわし)がどれほどなつかしく美味しかったろう...
正岡容 「わが寄席青春録」
...むしろ野暮な闘士に近い同君は...
正岡容 「わが寄席青春録」
...「工芸」の幾冊かの表紙も同君の労に成つた...
柳宗悦 「和紙十年」
...この一冊に於ても幾枚かの紙で同君を語りたい...
柳宗悦 「和紙十年」
...同君の居村附近、すなわち小仏峠(こぼとけとうげ)を中心とした武相甲の多くの村には、天明年間に貉(むじな)が鎌倉建長寺の御使僧(ごしそう)に化けたという話とともに、描いて残した書画が多く分布している...
柳田国男 「山の人生」
...同君はこれを空前の「精神科学応用の犯罪」に相違ないと睨んで...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...老虎灘途上の山の手にある同君の別宅に会し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...同君が借りてゐた停車場前の時計屋の二階にも遊びに往き...
吉井勇 「青春回顧」
...その創刊號と相前後して『別離』を同君方から出すことになつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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