...それを桐油を着た十五六人の同勢が並んで此方へ下りて來るのが夕日を帶びて明かに見えた...
田山花袋 「歸國」
...他の同勢に先んじて進み戰ふこと勿れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...漬物桶(つけものおけ)を担ぎ出さないばかりの用意周到さで同勢上野へ繰り出すのであった...
徳田秋声 「縮図」
...同勢十四、五人徒歩して浅草公園を一巡し千束町(せんぞくまち)一丁目松葉屋といふ諸国商人宿(あきんどやど)に入りて夕飯を食し、さておもひおもひに公園の矢場(やば)銘酒屋をひやかすあり、玉乗り源氏節(げんじぶし)の踊を見に行くあり吉原小塚原(こづかっぱら)の女郎屋をぞめき歩くもあり、やがて松葉屋に帰りて一泊す...
永井荷風 「桑中喜語」
...同勢みるみる加わって一万以上に達し...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは穏やかならぬ同勢でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...其(そんな)ことには關(かま)はずに田植(たうゑ)の同勢(どうぜい)はずん/\と這入(はひ)つた...
長塚節 「土」
...その代り墓場の塀外に飛出した同勢が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...同勢は林芙美子、大田洋子、大仏次郎、横山健一...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...同勢が殆(ほとんど)無節制の状態に陥(おちい)り掛かる...
森鴎外 「大塩平八郎」
...今夜あたり」「この同勢で――」と...
吉川英治 「脚」
...また輿の同勢は、あとから来い」列を残して、彼もまた、一ト足先に、そのまま柏原へ駒を飛ばした...
吉川英治 「私本太平記」
...同勢が着いたところは...
吉川英治 「私本太平記」
...同勢はそれだけだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...巧みにこの中の同勢の一人に偽装されたのだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...同勢は、ぐるりと宋家をとりかこみ、二人は内へ進んで宋老人へ令状を示し、「これだ! 老人...
吉川英治 「新・水滸伝」
...同勢わッと土足のままで邸内へなだれ込んだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この同勢と飲んでいるより...
吉川英治 「宮本武蔵」
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