...これよりさき、帝の同勢も、「れぷろぼす」の姿に胆(きも)をけして、先手は既に槍(やり)薙刀(なぎなた)の鞘(さや)をも払はうずけしきであつたが、この殊勝な言(ことば)を聞いて、異心もあるまじいものと思ひつらう、とりあへず行列をそこに止めて、供頭(ともがしら)の口からその趣をしかじかと帝へ奏聞(そうもん)した...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...「あんちおきや」の同勢が鯨波(とき)の声を轟かいて...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...また同勢が押寄せて来たには押寄せて来たが...
中里介山 「大菩薩峠」
...二十一与八と郁太郎(いくたろう)を除いた武州沢井の机の家の留守の同勢は...
中里介山 「大菩薩峠」
...同勢にムクを護衛として船まで御避難なさる分には何でもない...
中里介山 「大菩薩峠」
...同勢(どうぜい)はこれでようやく揃(そろ)ったが...
夏目漱石 「坑夫」
...向島で一日菊屋の同勢を見張つたといふ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...泉岳寺の裏山に同勢を集めては「義士の討入ごつこ」を演ずるといふのだ...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...ぬれねずみになった同勢(どうぜい)をとめようという者はなかった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...同勢(どうぜい)残(のこ)らずとめてくれそうな木賃宿(きちんやど)を選んだ...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...同勢三百人ばかりになつた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...北の淡路町を大塩の同勢が一歩先に西へ退くと...
森鴎外 「大塩平八郎」
...……と、左様に心得て、甲軍の同勢も、かくはこの地まで御挨拶に出向き申した」「むむ、……そして」と、謙信は笑靨(えくぼ)をつくる...
吉川英治 「上杉謙信」
...悲歌押送(おうそう)の同勢は...
吉川英治 「私本太平記」
...そのまま急げ」と同勢は...
吉川英治 「私本太平記」
...同勢が着いたところは...
吉川英治 「私本太平記」
...それらしい御同勢が東の方へいそいで行かれた)という噂を路傍でひろい...
吉川英治 「新書太閤記」
...同勢二十騎ばかりで見えましたが」「あ...
吉川英治 「平の将門」
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