...まるで放心したのも同前で...
芥川龍之介 「疑惑」
...(同前)五 シルレルの頭蓋骨シルレルの遺骸(ゐがい)は彼の歿年...
芥川龍之介 「続澄江堂雑記」
...第一フロレンスの博物館の前を素通りしてしまふのも同前であります...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...せめてこのみなし子同前(どうぜん)な蔭草をあはれと思つて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...………………九月十五日曇后晴、当地行乞、宿は同前...
種田山頭火 「行乞記」
...九月廿七日晴、宿は同前、宮崎神宮へ...
種田山頭火 「行乞記」
...ヨタ二句・腰のいたさをたゝいてくれる手がほしいお経あげてゐるわがふところは秋の風(まことに芭蕉翁、良寛和尚に対しては申訳がないけれど)十月廿日晴、曇、雨、そして晴、妻町行乞、宿は同前...
種田山頭火 「行乞記」
...・別れて来た道がまつすぐ酔うて急いで山国川を渡る・つきあたつてまがれば風・別れきてさみしい濁酒(ドブ)があつたタダの湯へつかれた足を伸ばす十一月十八日曇、宇ノ島八屋行乞、宿は同前、いゝ宿である...
種田山頭火 「行乞記」
...三月四日晴、市中行乞、滞在、宿は同前...
種田山頭火 「行乞記」
...三月廿八日曇后晴、病痾やゝ怠る、宿は同前、滞在...
種田山頭火 「行乞記」
...六月廿七日 同前...
種田山頭火 「行乞記」
...六月卅日 同前...
種田山頭火 「行乞記」
...見たものの記憶の薄れたことも同前である...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...マア御同前(ごどうぜん)は雪駄(せった)直しを見たような者だ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...犬……犬……犬猫同前な奴に手を杖(つ)いて頼めと仰しゃるのですか」ト云ッてジッとお勢の顔を凝視(みつ)めた...
二葉亭四迷 「浮雲」
...ただしかの后の当の敵たるローマ人また兎を卜に用い食用として殺さなんだ(ハツリット、同前)...
南方熊楠 「十二支考」
...『今昔物語』の宮迦羅同前...
南方熊楠 「十二支考」
...社地も定まらざる廃社同前のもの...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
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