...提灯を十も吊した加藤醫院の前には大束の薪がまだ盛んに燃えてゐて...
石川啄木 「鳥影」
...彼は軒下に吊してある綱束に気がついて飛びつくようにして手に取るとこれをバラバラに解いた...
海野十三 「地球盗難」
...軒提灯(のきぢょうちん)を吊して美(うるわ)しく飾っていた...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...柿や蒟蒻芋(こんにゃくいも)を軒に吊した淋しい百姓家(や)がちらほらと...
橘外男 「仁王門」
...頭のうえに救命帯が細い糸一ぽんで吊してある...
谷譲次 「踊る地平線」
...古うい前掛に包んだ火熨斗(ひのし)が吊してある...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...翌朝起きてみると、兄の淳二は小鳥を物干場の柱の上高く括りつけた、長い棹に仕かけられた、長さ一間ばかりの籠掛に、籠の鳥を一つ/\かけて、吊しあげてゐた...
徳田秋聲 「籠の小鳥」
...階段口に吊したのである...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...ヱプロンを吊した雑貨店...
永井荷風 「寺じまの記」
...新太郎とお静を吊してありますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...春子の畫室へ吊しておいてもらつたらいいといつたことを...
長谷川時雨 「夏の夜」
...向側に吊してある蚊帳の方へ...
原民喜 「翳」
...拱門の檐に吊した銅鑼を打つと取次が出てきた...
久生十蘭 「新西遊記」
...渋柿を吊して露柿(ほしがき)を造る事...
夢野久作 「猿小僧」
...松の木にそれを吊して晴々と闘ひを演じたこともあつた...
牧野信一 「蝉」
...重たいからだが吊し梯子を踏んで上ってゆく...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...暗い炉端からのつそりと立つて唐辛を吊してある櫓の下へ出て...
室生犀星 「故郷を辞す」
...すぐその兵を引っ吊して来た...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 野球選手の有原航平さん: ソフトバンクから日本ハムに復帰し、背番号74を選択。 ⚾
- 歌手の松田ゆう姫さん: 松田優作さんの長女でミュージシャン、自身のSNSで結婚を発表した。 💍
- 野球選手の大谷翔平さん: 2025年の副収入が世界1位🏆
