...「吉野川」という川があります...
...吉野川まで釣に出かけた...
石川欣一 「山を思う」
...吉野川のほとりに美しい孃子がおりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...四国三郎の吉野川が村の中を流れて...
田中貢太郎 「山の怪」
...吉野川の沿岸附近(ふきん)に二箇所(かしょ)ある...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...それから先は吉野川に沿うた街道(かいどう)を徒歩で出かけた...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...吉野川の川原(かわら)の景色(けしき)を眺めたものである...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...吉野川の源流に達して大和と紀井の分水嶺(ぶんすいれい)を超(こ)え...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...空の領分は一層狭くちぢめられて、吉野川の流れも、人家も、道も、ついもうそこで行き止まりそうな渓谷であるが、人里と云うものは挟間(はざま)があればどこまでも伸びて行くものと見えて、その三方を峰のあらしで囲まれた、袋(ふくろ)の奥のような凹地(くぼち)の、せせこましい川べりの斜面(しゃめん)に段を築き、草屋根を構え、畑を作っている所が菜摘の里であると云う...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...五六日の予定で更(さら)に深く吉野川の源流地方を究(きわ)めて来る...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...その国境は四国第一の大河吉野川が源を発して南向する地点である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...阿波(あわ)の吉野川流域...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...吉野川上流の村にはあったことを想像せしめる...
柳田国男 「山の人生」
...清流吉野川だけが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...すぐ吉野川をさかのぼって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...山を伐(き)り拓(ひら)いて吉野川へ流す材木や...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ここは阿波の国も吉野川のグンと奥...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...袈裟(けさ)がけにされて吉野川のふちに浮いて出た...
吉川英治 「八寒道中」
...吉野川が流れていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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