...聴衆のうちから松島嘉七郎、関口芳蔵、相田貞吉、青山吉次郎、内藤清蔵などの同志を得た...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...(噂より、ひどい)吉次は、異臭に、顔をひそめながら、衝(う)たれて、見ていた...
吉川英治 「親鸞」
...浮浪の餓鬼(がき)の生活にしか接してない吉次には...
吉川英治 「親鸞」
...この次、遮那王(しゃなおう)に会う時には、ちと、渡して欲しい物があるゆえ、立ちよってもらいたい――と、かねて、吉光(きっこう)御前からの書面の約束で、吉次は、来たのであった...
吉川英治 「親鸞」
...吉次はその道の老巧だった...
吉川英治 「源頼朝」
...「吉次どの...
吉川英治 「源頼朝」
...お望みがあって出かけたのでしょう」吉次が...
吉川英治 「源頼朝」
...――吉次はびくとした...
吉川英治 「源頼朝」
...吉次は、自分の口軽い調子を自分で戒(いまし)めながら急に改まって、「さっそくだが、おまえの衣裳を一揃(ひとそろ)え貸してくれ」「何になさるんですか」「牛若さまにお着せするのだ...
吉川英治 「源頼朝」
...――吉次は、牛若の意中をいろいろに酌(く)んでみたが、十六の子どもだという観念がどうしても先になる...
吉川英治 「源頼朝」
...小面(こづら)の憎い童(わっぱ)めと、何か仕返しでもしてやりたいくらいに思ったが、そう苦り切っている間にすぐ、「吉次...
吉川英治 「源頼朝」
...何か、器(うつわ)をさがして、水を一杯汲んで来て飲ませてくれい」渋々、吉次が、竹筒に水を汲んで来ると、牛若はそれを飲み乾してから、「吉次、そちは、わしへ水を持って来る前に、自分が先に、飲んで来たな...
吉川英治 「源頼朝」
...――けれど吉次」「はい」「そちは二度ばかり...
吉川英治 「源頼朝」
...法令などよりも、吉次は、そんなところから自然にできかけている新秩序に対して信用を賭けた...
吉川英治 「源頼朝」
...義経は、継信、忠信のふたりへ、ここで待っているようにと云いつけ、森の奥へと、先に歩き出しながらまだ手をつかえている彼を、「吉次...
吉川英治 「源頼朝」
...吉次如きは、鞍馬の後は、もはやお役に立たぬ人間と、お見限りをうけたのかと、後では、ひがんでおりました」「はははは...
吉川英治 「源頼朝」
...(よくも、お怺(こら)えなされた)と、無事に式の終った後で、多くの家人衆はうわさしていたが、吉次は、そんな傍観者のことばをわざわざ重ねてこの人に告げようなどとは思っていない...
吉川英治 「源頼朝」
...「吉次」「へい」「おまえは...
吉川英治 「源頼朝」
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