...神統合祀は、神社の祭神を一つの神に合わせることを指す...
...時致(ときむね)の三人を合祀(ごうし)したものであった...
田中貢太郎 「火傷した神様」
...現に紀州では神社合祀(ごうし)を濫行し神林を伐り尽くして有益鳥類栖(す)を失い...
南方熊楠 「十二支考」
...現時為政者たる人が浅薄な理想を実現せんとて神社合祀(ごうし)を励行し...
南方熊楠 「十二支考」
...しかるにこの合祀令の末項に...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...合祀の不法を諤議(がくぎ)せるは...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...熊楠諸有志と合祀反対の陣を張り...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...基本財産完備せずとも維持の見込み確実なる諸神社は合祀に及ばずと令ありしとのことながら...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...合祀はかくのごとく敬神の念を減殺(げんさつ)す...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...社殿あらば合祀を免ると聞き...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...芳養(はや)村も由緒ある古社を一切合祀せしゆえ...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...基本金を桎梏(せめどうぐ)として合祀を迫ること止まず...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...かの会より神社合祀に関して公けに反対説の出でしを聞かぬが遺憾なれば...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...発見地が合祀で畑にされ全滅しおわる...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...熊野で予が発見せしは合祀で全滅せり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...主として神社の合祀なり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...さて政府に向かっては人民合祀を好んで請願すといい...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...結局神社合祀は、内、人民を堕落せしめ、外、他国人の指嘲を招く所以(ゆえん)なれば、このこといまだ全国に普及せざる今日、断然その中止を命じ、合祀励行で止むを得ず合祀せし諸社の跡地完全に残存するものは、事情審査の上人民の懇望あらばこれが復旧を許可し、今後新たに神社を建てんとするものあらば、容易に許可せず、十二分の注意を加うることとし、さてまことに神道興隆を謀られなんには、今日自身の給料のために多年奉祀し、衣食し来たれる神社の撲滅を謳歌欣喜するごとき弱志反覆の俗神職らに一任せず、漸をもってその人を撰み、任じ、永久の年月を寛仮し規定して、急がず、しかも怠たらしめず、五千円なり一万円なり、十万、二十万円なり、その地その民に、応分に塵より積んで山ほどの基本財産を積ましめ、徐々に神職の俸給を増し、一社たりとも古社を多く存立せしめ、口先で愛国心を唱うるを止めて、アウギュスト・コムトが望みしごとく、神職が世間一切の相談役という大任に当たり、国福を増進し、聖化を賛翼し奉ることに尽力瘁(きょくすい)するよう御示導あらんことを為政当局に望むなり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...神社が合祀(ごうし)せられ氏子(うじこ)が多くなると...
柳田国男 「母の手毬歌」
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