...併し此感情を征服して大自然と合一すること能はざるが故に...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...お前の個性と合一する為めにいそしまねばならない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...神と人とは合一する...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...小我乃ち物我を没して大我乃ち神我に合一する也...
石川啄木 「閑天地」
...その理性を情化合一するほどの心熱が...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...数国の力が合一する時に於てはこの働きは止まるが...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...類縁の精神が合一するほど世にも神聖なものはない...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...即ち対象と合一する時...
戸坂潤 「科学方法論」
...南北朝の合一するまでを書き終えた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...無限なる過去と未来とが自己矛盾的に現在において合一するという時...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...意識的に過去と未来とが自己矛盾的に現在に合一するということは...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...過去と未来とが何処までも矛盾的に合一する矛盾的自己同一的現在の世界においての個物としてということを意味するのである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...觀想の主體が客體を近きもの親しきもの乃至合一するものとして體驗することは...
波多野精一 「時と永遠」
...が同一形相において合一すること...
波多野精一 「時と永遠」
...我々は直接に物と合一する...
三木清 「認識論」
...今や社会の求める協団の理想と合一するのは論を俟(ま)たぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...この経済学的判断に合一する...
柳宗悦 「工藝の道」
...其の人の直感が恐らく憲法に合一する...
山浦貫一 「新憲法の解説」
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