例文・使い方一覧でみる「合わせ目」の意味

...同時に鼻血がどくどく口から顎（あご）を伝って胸の合わせ目をよごした... 同時に鼻血がどくどく口から顎を伝って胸の合わせ目をよごしたの読み方
有島武郎「或る女」

...襟（えり）の合わせ目をピンで留めながら葉子が着がえを終えて座につくのを見て... 襟の合わせ目をピンで留めながら葉子が着がえを終えて座につくのを見ての読み方
有島武郎「或る女」

...マスクの合わせ目は... マスクの合わせ目はの読み方
海野十三「怪塔王」

...蒲団の合わせ目をそろえ... 蒲団の合わせ目をそろえの読み方
海野十三「火星兵団」

...彼女の毛皮の外套の合わせ目のところから... 彼女の毛皮の外套の合わせ目のところからの読み方
海野十三「深夜の市長」

...僕は思わずその襟の合わせ目を覗きこんだが... 僕は思わずその襟の合わせ目を覗きこんだがの読み方
海野十三「深夜の市長」

...しっかりゆわえておけよ」無言の太刀川を、五人ばかりでおさえつけると、両脚に、鉄でつくったゲートルのようなものをはかせ、その合わせ目に、ぴーんと錠をおろし、更に鉄のゲートルの穴に、二本の重い鉄の鎖を通した... しっかりゆわえておけよ」無言の太刀川を、五人ばかりでおさえつけると、両脚に、鉄でつくったゲートルのようなものをはかせ、その合わせ目に、ぴーんと錠をおろし、更に鉄のゲートルの穴に、二本の重い鉄の鎖を通したの読み方
海野十三「太平洋魔城」

...その合わせ目から... その合わせ目からの読み方
江戸川乱歩「青銅の魔人」

...ビロウド幕の合わせ目のへんを... ビロウド幕の合わせ目のへんをの読み方
江戸川乱歩「青銅の魔人」

...ツカツカとビロウドのたれ幕の合わせ目に近づいて行きました... ツカツカとビロウドのたれ幕の合わせ目に近づいて行きましたの読み方
江戸川乱歩「青銅の魔人」

...明智は幕の合わせ目をひらいてサッとその中へふみこんで行きました...
江戸川乱歩「青銅の魔人」

...それから合わせ目が左右に少しずつ... それから合わせ目が左右に少しずつの読み方
江戸川乱歩「青銅の魔人」

...莚と莚との合わせ目が隙間（すきま）だらけで... 莚と莚との合わせ目が隙間だらけでの読み方
谷崎潤一郎「蓼喰う虫」

...板の合わせ目や節穴から射（さ）して来る月の光を便（たよ）りにして行くと... 板の合わせ目や節穴から射して来る月の光を便りにして行くとの読み方
谷崎潤一郎「武州公秘話」

...障子と障子の合わせ目が僅かに三四分程開いて... 障子と障子の合わせ目が僅かに三四分程開いての読み方
西尾正「陳情書」

...ドアとドアの接する壁との合わせ目の下方に... ドアとドアの接する壁との合わせ目の下方にの読み方
西尾正「放浪作家の冒険」

...ゆるい胸の合わせ目から日焼けのした堅い胸がクッキリと出て居る様子は...
宮本百合子「お久美さんと其の周囲」

...扉と扉の合わせ目に引っかかっている掛金が見えた... 扉と扉の合わせ目に引っかかっている掛金が見えたの読み方
夢野久作「ざんげの塔」

「合わせ目」の読みかた