...船の吃水は深くする必要がある...
...この川の吃水は2メートルだ...
...港に入るため、この船は吃水を浅くした...
...雨が多く、川の吃水が増えた...
...船の吃水が深いと波に乗りやすく、速く進むことができる...
...吃水の浅い上陸用舟艇も...
石川欣一 「比島投降記」
...吃水(きっすい)の浅いボートを一隻...
海野十三 「恐竜島」
...吃水(きっすい)以下まで裂(さ)けてしまったものだから...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...吃水(きっすい)よりすこし上の船腹を狙(ねら)うんだ」「はい...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...舷側の吃水線と、君の所謂泡の行列って奴との間隔を注意してくれ給え...
大阪圭吉 「死の快走船」
...どうしてそんな事が断定出来たのですか?」「先程拝見しました白鮫号の白い舷側の吃水線から...
大阪圭吉 「死の快走船」
...その角度の大小に従って舷側の吃水線は上下します...
大阪圭吉 「死の快走船」
...つまり空の船が水平に浮かされた場合の標準吃水線以上の位置に、貴方の見られた、第二の別な、泡の吃水線が、何にも乗らなくても、ローリングで作られるのです...
大阪圭吉 「死の快走船」
...つまり泡の吃水線は船首(プラウ)も船尾(スターン)もどの部分も一様に水平であって...
大阪圭吉 「死の快走船」
...吃水が浅くなったからです」「……ふん...
大阪圭吉 「死の快走船」
...檣冠から吃水線までくっきりと映っていて...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...艦の損傷としてはこの他にも右舷吃水(きっすい)のすぐ上に...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...吃水(きっすい)の浅い船はぐらつく...
中島敦 「光と風と夢」
...赤い吃水線(きっすいせん)の見える船が...
林芙美子 「新版 放浪記」
...吃水八尋(トアーズ)以上の艦船が通過困難な狭い水道の奥に位置しているので...
久生十蘭 「海難記」
...しかも吃水の深い貨物船がすっかり積荷を終って...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...今度は晩香坡行(バンクーバゆき)の木綿類を吃水(きっすい)一パイに積込(つみこ)む...
夢野久作 「難船小僧」
...江口から安東までさへ吃水四尺以上の汽船は航行し難い...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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