...ユウゴオ吁(ふつく)として答ふらく「天才なり」と...
芥川龍之介 「骨董羹」
...「吁(あ)ッ、川波大尉」駭(おどろ)いたように軍医はそれを遮(さえぎ)った...
海野十三 「恐しき通夜」
...突如、「吁ッ、此処(ここ)に有(あ)った!」と、職人風の一人が両手をさあッと挙(あ)げて頓狂(とんきょう)な叫びを発した...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...又も思わず「吁ッ!」と叫んだ...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...「吁ッ! あ奴(いつ)の血だ! 由蔵が殺られてるんですぜ!」赤羽主任は屹(きっ)となって...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...吁、人は空名の爲に生れたるか、將(は)た行樂せんが爲に生れたるか...
高山樗牛 「人生終に奈何」
...吁々いつしか戀の淵に落ちけるなり...
高山樗牛 「瀧口入道」
...吁々(あゝ)然(さ)に非ず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...――吁々思ふまじ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...吁(ああ)彼女は死んだのか...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...舞ひ(あが)り舞ひり吁(ああ)! はたして昨日が晴日(おてんき)であつたかどうかも...
中原中也 「暗い天候」
...吁(あゝ)お關(せき)は何(なに)をして居(ゐ)る事(こと)かと思(おも)ひやるばかり行過(ゆきす)ぎて仕舞(しまひ)まする...
樋口一葉 「十三夜」
...父親(てゝおや)は先刻(さきほど)より腕(うで)ぐみして目(め)を閉(と)ぢて有(あり)けるが、あゝ御袋(おふくろ)、無茶(むちや)の事(こと)を言(い)ふてはならぬ、我(わ)しさへ始(はじ)めて聞(き)いて何(ど)うした物(もの)かと思案(しあん)にくれる、阿關(おせき)の事(こと)なれば並(なみ)大底(たいてい)で此樣(こん)な事(こと)を言(い)ひ出(だ)しさうにもなく、よく/\愁(つ)らさに出(で)て來(き)たと見(み)えるが、して今夜(こんや)は聟(むこ)どのは不在(るす)か、何(なに)か改(あら)たまつての事件(じけん)でもあつてか、いよ/\離縁(りゑん)するとでも言(い)はれて來(き)たのかと落(おち)ついて問(と)ふに、良人(おつと)は一昨日(おとゝひ)より家(うち)へとては歸(かへ)られませぬ、五日(か)六日(か)と家(うち)を明(あ)けるは平常(つね)の事(こと)、左(さ)のみ珍(めづ)らしいとは思(おも)ひませぬけれど出際(でぎは)に召物(めしもの)の揃(そろ)へかたが惡(わる)いとて如何(いか)ほど詫(わ)びても聞入(きゝい)れがなく、其品(それ)をば脱(ぬ)いで擲(たゝ)きつけて、御自身(ごじゝん)洋服(ようふく)にめしかへて、吁(あゝ)、私位(わしぐらゐ)不仕合(ふしあはせ)の人間(にんげん)はあるまい、御前(おまへ)のやうな妻(つま)を持(も)つたのはと言(い)ひ捨(ず)てに出(で)て御出(おい)で遊(あそば)しました、何(なん)といふ事(こと)で御座(ござ)りませう一年(ねん)三百六十五日(にち)物(もの)いふ事(こと)も無(な)く、稀々(たま/\)言(い)はれるは此樣(このやう)な情(なさけ)ない詞(ことば)をかけられて、夫(そ)れでも原田(はらだ)の妻(つま)と言(い)はれたいか、太郎(たらう)の母(はゝ)で候(さふらふ)と顏(かほ)おし拭(ぬぐ)つて居(ゐ)る心(こゝろ)か、我身(わがみ)ながら我身(わがみ)の辛棒(しんぼう)がわかりませぬ、もう/\もう私(わたし)は良人(つま)も子(こ)も御座(ござ)んせぬ嫁入(よめいり)せぬ昔(むか)しと思(おも)へば夫(そ)れまで、あの頑是(ぐわんぜ)ない太郎(たらう)の寢顏(ねがほ)を眺(なが)めながら置(お)いて來(く)るほどの心(こゝろ)になりましたからは、最(も)う何(ど)うでも勇(いさむ)の傍(そば)に居(ゐ)る事(こと)は出來(でき)ませぬ、親(おや)はなくとも子(こ)は育(そだ)つと言(い)ひまするし、私(わたし)の樣(やう)な不運(ふうん)の母(はゝ)の手(て)で育(そだ)つより繼母御(まゝはゝご)なり御手(おて)かけなり氣(き)に適(かな)ふた人(ひと)に育(そだ)てゝ貰(もら)ふたら、少(すこ)しは父御(てゝご)も可愛(かわゆ)がつて後々(のち/\)あの子(こ)の爲(ため)にも成(なり)ませう、私(わたし)はもう今宵(こよひ)かぎり何(ど)うしても歸(かへ)る事(こと)は致(いた)しませぬとて、斷(た)つても斷(た)てぬ子(こ)の可憐(かわゆ)さに、奇麗(きれい)に言(い)へども詞(ことば)はふるへぬ...
樋口一葉 「十三夜」
...噫又吁 四五日内のニウスに注意せよ...
平出修 「逆徒」
...丁度秋の半ば頃で庭には秋の草花が露に濡れて、眼眩(めまぐる)しい程咲き乱れていたが、姫は又もやお話の事を思い出して、吁(ああ)、あの花が皆善(い)い魔物か何かで、一ツ一ツに面白い話しを為(し)てくれればいいものを、彼(か)の林の中に囀(さえず)っている小鳥が天人か何かで、方々飛びまわって見て来た事を話して聞かせるといいいものをと独(ひと)りで詰(つま)らなく思っていると、不意に耳の傍で――「美留女姫、美留女姫」と奇妙な声で呼ばれたので、吃驚(びっくり)してふり向いた...
夢野久作 「白髪小僧」
...吁(ああ)...
夢野久作 「白髪小僧」
...そうして吾れと自分の頭の毛を掻(か)きむしって――「吁(ああ)...
夢野久作 「白髪小僧」
...吁嗟かくばかり覊軛ある世に...
横瀬夜雨 「花守」
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