例文・使い方一覧でみる「吁」の意味


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...ユウゴオ(ふつく)として答ふらく「天才なり」と...   ユウゴオ吁として答ふらく「天才なり」との読み方
芥川龍之介 「骨董羹」

...「(あ)ッ、川波大尉」駭(おどろ)いたように軍医はそれを遮(さえぎ)った...   「吁ッ、川波大尉」駭いたように軍医はそれを遮ったの読み方
海野十三 「恐しき通夜」

...突如、「ッ、此処(ここ)に有(あ)った!」と、職人風の一人が両手をさあッと挙(あ)げて頓狂(とんきょう)な叫びを発した...   突如、「吁ッ、此処に有った!」と、職人風の一人が両手をさあッと挙げて頓狂な叫びを発したの読み方
海野十三 「電気風呂の怪死事件」

...又も思わず「ッ!」と叫んだ...   又も思わず「吁ッ!」と叫んだの読み方
海野十三 「電気風呂の怪死事件」

...「ッ! あ奴(いつ)の血だ! 由蔵が殺られてるんですぜ!」赤羽主任は屹(きっ)となって...   「吁ッ! あ奴の血だ! 由蔵が殺られてるんですぜ!」赤羽主任は屹となっての読み方
海野十三 「電気風呂の怪死事件」

...、人は空名の爲に生れたるか、將(は)た行樂せんが爲に生れたるか...   吁、人は空名の爲に生れたるか、將た行樂せんが爲に生れたるかの読み方
高山樗牛 「人生終に奈何」

...々いつしか戀の淵に落ちけるなり...   吁々いつしか戀の淵に落ちけるなりの読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...々(あゝ)然(さ)に非ず...   吁々然に非ずの読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...――々思ふまじ...   ――吁々思ふまじの読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...(ああ)彼女は死んだのか...   吁彼女は死んだのかの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...舞ひ(あが)り舞ひり(ああ)! はたして昨日が晴日(おてんき)であつたかどうかも...   舞ひり舞ひり吁! はたして昨日が晴日であつたかどうかもの読み方
中原中也 「暗い天候」

...(あゝ)お關(せき)は何(なに)をして居(ゐ)る事(こと)かと思(おも)ひやるばかり行過(ゆきす)ぎて仕舞(しまひ)まする...   吁お關は何をして居る事かと思ひやるばかり行過ぎて仕舞まするの読み方
樋口一葉 「十三夜」

...父親(てゝおや)は先刻(さきほど)より腕(うで)ぐみして目(め)を閉(と)ぢて有(あり)けるが、あゝ御袋(おふくろ)、無茶(むちや)の事(こと)を言(い)ふてはならぬ、我(わ)しさへ始(はじ)めて聞(き)いて何(ど)うした物(もの)かと思案(しあん)にくれる、阿關(おせき)の事(こと)なれば並(なみ)大底(たいてい)で此樣(こん)な事(こと)を言(い)ひ出(だ)しさうにもなく、よく/\愁(つ)らさに出(で)て來(き)たと見(み)えるが、して今夜(こんや)は聟(むこ)どのは不在(るす)か、何(なに)か改(あら)たまつての事件(じけん)でもあつてか、いよ/\離縁(りゑん)するとでも言(い)はれて來(き)たのかと落(おち)ついて問(と)ふに、良人(おつと)は一昨日(おとゝひ)より家(うち)へとては歸(かへ)られませぬ、五日(か)六日(か)と家(うち)を明(あ)けるは平常(つね)の事(こと)、左(さ)のみ珍(めづ)らしいとは思(おも)ひませぬけれど出際(でぎは)に召物(めしもの)の揃(そろ)へかたが惡(わる)いとて如何(いか)ほど詫(わ)びても聞入(きゝい)れがなく、其品(それ)をば脱(ぬ)いで擲(たゝ)きつけて、御自身(ごじゝん)洋服(ようふく)にめしかへて、(あゝ)、私位(わしぐらゐ)不仕合(ふしあはせ)の人間(にんげん)はあるまい、御前(おまへ)のやうな妻(つま)を持(も)つたのはと言(い)ひ捨(ず)てに出(で)て御出(おい)で遊(あそば)しました、何(なん)といふ事(こと)で御座(ござ)りませう一年(ねん)三百六十五日(にち)物(もの)いふ事(こと)も無(な)く、稀々(たま/\)言(い)はれるは此樣(このやう)な情(なさけ)ない詞(ことば)をかけられて、夫(そ)れでも原田(はらだ)の妻(つま)と言(い)はれたいか、太郎(たらう)の母(はゝ)で候(さふらふ)と顏(かほ)おし拭(ぬぐ)つて居(ゐ)る心(こゝろ)か、我身(わがみ)ながら我身(わがみ)の辛棒(しんぼう)がわかりませぬ、もう/\もう私(わたし)は良人(つま)も子(こ)も御座(ござ)んせぬ嫁入(よめいり)せぬ昔(むか)しと思(おも)へば夫(そ)れまで、あの頑是(ぐわんぜ)ない太郎(たらう)の寢顏(ねがほ)を眺(なが)めながら置(お)いて來(く)るほどの心(こゝろ)になりましたからは、最(も)う何(ど)うでも勇(いさむ)の傍(そば)に居(ゐ)る事(こと)は出來(でき)ませぬ、親(おや)はなくとも子(こ)は育(そだ)つと言(い)ひまするし、私(わたし)の樣(やう)な不運(ふうん)の母(はゝ)の手(て)で育(そだ)つより繼母御(まゝはゝご)なり御手(おて)かけなり氣(き)に適(かな)ふた人(ひと)に育(そだ)てゝ貰(もら)ふたら、少(すこ)しは父御(てゝご)も可愛(かわゆ)がつて後々(のち/\)あの子(こ)の爲(ため)にも成(なり)ませう、私(わたし)はもう今宵(こよひ)かぎり何(ど)うしても歸(かへ)る事(こと)は致(いた)しませぬとて、斷(た)つても斷(た)てぬ子(こ)の可憐(かわゆ)さに、奇麗(きれい)に言(い)へども詞(ことば)はふるへぬ...   父親は先刻より腕ぐみして目を閉ぢて有けるが、あゝ御袋、無茶の事を言ふてはならぬ、我しさへ始めて聞いて何うした物かと思案にくれる、阿關の事なれば並大底で此樣な事を言ひ出しさうにもなく、よく/\愁らさに出て來たと見えるが、して今夜は聟どのは不在か、何か改たまつての事件でもあつてか、いよ/\離縁するとでも言はれて來たのかと落ついて問ふに、良人は一昨日より家へとては歸られませぬ、五日六日と家を明けるは平常の事、左のみ珍らしいとは思ひませぬけれど出際に召物の揃へかたが惡いとて如何ほど詫びても聞入れがなく、其品をば脱いで擲きつけて、御自身洋服にめしかへて、吁、私位不仕合の人間はあるまい、御前のやうな妻を持つたのはと言ひ捨てに出て御出で遊しました、何といふ事で御座りませう一年三百六十五日物いふ事も無く、稀々言はれるは此樣な情ない詞をかけられて、夫れでも原田の妻と言はれたいか、太郎の母で候と顏おし拭つて居る心か、我身ながら我身の辛棒がわかりませぬ、もう/\もう私は良人も子も御座んせぬ嫁入せぬ昔しと思へば夫れまで、あの頑是ない太郎の寢顏を眺めながら置いて來るほどの心になりましたからは、最う何うでも勇の傍に居る事は出來ませぬ、親はなくとも子は育つと言ひまするし、私の樣な不運の母の手で育つより繼母御なり御手かけなり氣に適ふた人に育てゝ貰ふたら、少しは父御も可愛がつて後々あの子の爲にも成ませう、私はもう今宵かぎり何うしても歸る事は致しませぬとて、斷つても斷てぬ子の可憐さに、奇麗に言へども詞はふるへぬの読み方
樋口一葉 「十三夜」

...噫又 四五日内のニウスに注意せよ...   噫又吁 四五日内のニウスに注意せよの読み方
平出修 「逆徒」

...丁度秋の半ば頃で庭には秋の草花が露に濡れて、眼眩(めまぐる)しい程咲き乱れていたが、姫は又もやお話の事を思い出して、(ああ)、あの花が皆善(い)い魔物か何かで、一ツ一ツに面白い話しを為(し)てくれればいいものを、彼(か)の林の中に囀(さえず)っている小鳥が天人か何かで、方々飛びまわって見て来た事を話して聞かせるといいいものをと独(ひと)りで詰(つま)らなく思っていると、不意に耳の傍で――「美留女姫、美留女姫」と奇妙な声で呼ばれたので、吃驚(びっくり)してふり向いた...   丁度秋の半ば頃で庭には秋の草花が露に濡れて、眼眩しい程咲き乱れていたが、姫は又もやお話の事を思い出して、吁、あの花が皆善い魔物か何かで、一ツ一ツに面白い話しを為てくれればいいものを、彼の林の中に囀っている小鳥が天人か何かで、方々飛びまわって見て来た事を話して聞かせるといいいものをと独りで詰らなく思っていると、不意に耳の傍で――「美留女姫、美留女姫」と奇妙な声で呼ばれたので、吃驚してふり向いたの読み方
夢野久作 「白髪小僧」

...(ああ)...   吁の読み方
夢野久作 「白髪小僧」

...そうして吾れと自分の頭の毛を掻(か)きむしって――「(ああ)...   そうして吾れと自分の頭の毛を掻きむしって――「吁の読み方
夢野久作 「白髪小僧」

...嗟かくばかり覊軛ある世に...   吁嗟かくばかり覊軛ある世にの読み方
横瀬夜雨 「花守」

「吁」の読みかた

「吁」の書き方・書き順

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