...わざわざ故右大将さまの御堂にお参りして涙を流され和歌などおしるしになつて...
太宰治 「右大臣実朝」
...右大将家は梶原の景季さまに向つておつしやるには...
太宰治 「右大臣実朝」
...右大将家もよろこび...
太宰治 「右大臣実朝」
...故右大将家幕府御創業このかた三十年...
太宰治 「右大臣実朝」
...右大将家のお歌も撰載せられて居りましたので...
太宰治 「右大臣実朝」
...右大将家結縁し給ふの次に...
太宰治 「右大臣実朝」
...はずはないが声はどうしても右大将家の声であった...
田中貢太郎 「頼朝の最後」
...右大将家の声と思ったのは...
田中貢太郎 「頼朝の最後」
...餘り仰々(ぎょう/\)しくならないように、供(とも)の人数なども目立たぬ程にして参る、と云うことであったけれども、右大将定国、式部大輔(しきぶのたゆう)菅根などゝ云った人々、―――いつも時平の腰巾着(こしぎんちゃく)を勤める末社(まっしゃ)どもの顔ぶれを始め、殿上人(てんじょうびと)や上達部(かんだちめ)が猶(なお)相当に扈従(こしょう)していて、平中も亦(また)その中に加わっていた...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...右大将、民部卿などが丁寧に杯を勧めるのを見ても作法に合わないと叱(しか)り散らす、「御接待役が多すぎてよろしくない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...当分世間へ知らせないようにしたい」と源氏からの注意はあっても、右大将は、恋の勝利者である誇りをいつまでも蔭(かげ)のことにはしておかれないふうであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...右大将も昇任の悦(よろこ)びと同時にこの報を得ることのできたのをうれしく思った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...翌夜に右大将は藤壺(ふじつぼ)へまいった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「右大将はすばらしい運命を持った男ですね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...右大将の前駆の人たち...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...次のは右大将が庭へ下(お)りて藤(ふじ)の花を折って来た時に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ありし世の霧来て袖を濡(ぬ)らしけりわりなけれども宇治近づけば (晶子)源右大将は常陸守(ひたちのかみ)の養女に興味は覚えながらも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...茫然(ぼうぜん)としている時に右大将からそっと使いが来て手紙をもらった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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