...史籍を読むのは好きですか?(Do you like reading historical records?)...
...この本には多くの史籍が収められています...
...史籍によると、この地域には昔から人が住んでいたそうです...
...この博物館には史籍に関する展示があります...
...史籍によれば、その文化は数百年前に栄えたそうです...
...永く西欧の史籍に載りて人の能く伝唱する所...
石川啄木 「閑天地」
...正当なる歴史を標榜する史籍さえ往々不穿鑿(ふせんさく)なる史実を伝えて毫も怪しまない時代であるから...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...史籍の梓(し)に上るものその種甚(はなはだ)尠しとせず...
津田左右吉 「史論の流行」
...少しく眼を史籍に注ぐものは何人も之を拒む能はざるの事実たり...
津田左右吉 「史論の流行」
...然れども賤人の私記却而(かえつて)浩瀚の史籍より史学上の価値を有すること尠しとせず...
津田左右吉 「史論の流行」
...一今日に伝わっている我が国の最古の史籍たる『古事記』と『日本書紀』との巻頭にはいわゆる神代の巻という部分がある...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...そうしてそれが我が国の最古の史籍であるというためか...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...あるいは確実なる史料(支那の史籍がその重要なる役目をつとめる)により...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...シナの史籍があり...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...朱氏經義考・謝氏小學考・章氏史籍考正史の藝文志には...
内藤湖南 「支那目録學」
...有名な本邦の佛教史籍を渉獵するのみに止まらず...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...かく書かせて元の所へ置かせられた(改定史籍集覧本『丹州三家物語』七三頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...しかるにその後『改定史籍集覧』二五所収...
南方熊楠 「十二支考」
...例せば一箇人に伝記あると均しく、一国に史籍あり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...後代までも稀れに自ら進んで生埋にされた者が有つたのが史籍に洩れて傳説に存したと見える...
南方熊楠 「人柱の話」
...古い奈良朝の史籍にもすでに見えている...
柳田国男 「海上の道」
...従来、ぼくの寡見では、原田種直の名は大森博士の「源平両氏の分布と相互の向背」や二、三の史籍に、その名を見るくらいで、多くを語るなんの典拠も持っていなかったが、読者の原田氏のおてがみによると原田系図の原本には「平氏」また「漢氏」とあって、その祖は、後漢の霊帝劉家のわかれで、大和朝廷のころ、大勢をつれて、日本に帰化した人々であるという...
吉川英治 「随筆 新平家」
...古文書や史籍を借ると称して...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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