「叱る」の意味
大声で責める
「叱る」の例文(場面別)
- ビジネス上司は部下のミスを厳しく叱った。
- 教育先生は授業中に騒ぐ生徒を叱った。
- 家庭母親は危ない遊びをしていた子供を叱った。
- スポーツコーチは練習をサボった選手を全員の前で叱った。
小説での「叱る」の使い方
...陣痛が起る度毎(たびごと)に産婆は叱るように産婦を励まして...
有島武郎 「小さき者へ」
...無遠慮に叱る樣に言ふ...
石川啄木 「赤痢」
...そうして私を叱るのです...
太宰治 「佳日」
...叱る権利はあるだろう...
太宰治 「パンドラの匣」
...」夫は叱るやうに云つた...
田中貢太郎 「あかんぼの首」
...この若者は叱るよりむしろ憐むべきものであった...
小泉八雲 田部隆次訳 「忠五郎のはなし」
...青城子君よ、子を叱るなかれ、どなつてはいけません...
種田山頭火 「道中記」
...「茂坊」「はい」「もう一度、今の姿で踊ってごらん」「御免なさい、おじさん、一人であんまり詰らなかったもんだから……」「いいから、お前、もう一遍、今の姿で……その面を冠(かぶ)って、鈴と、御幣を持って、いま踊った通りに、踊ってわしに見せておくれ」「御免なさい、もうしませんから」「そうじゃない、お前のいま踊った姿を、ぜひもう一度見たいんだ、それを絵に取って置きたいと思うんだよ、叱るんじゃない、頼むんだよ」「じゃ、やってみましょうか」「やってごらん」そこで茂太郎は、再び面を冠って、両手に鈴と御幣とを持ち、裲襠(うちかけ)を長く引いて、座敷いっぱいに踊りはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...イヤになっちゃうな――兵馬は呆れ返ったのみで、叱るわけにも、罵(ののし)るわけにも、追い飛ばすわけにもゆきません...
中里介山 「大菩薩峠」
...大抵な乱暴には大きな声をして叱ることはない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...生駒から菊田に叱るやう言はせた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...もしかして私に隠し事をしていませんか」「おまえにいままで無断で何かしたことがあるかい? 隠す必要があるかい?」男爵夫人が叱るようにかぶりを振った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...やかましくても叱るわけには行かんのである...
室生犀星 「笛と太鼓」
...奉公人を叱るのは...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...兄嫁を叱ることはあっても...
柳田国男 「故郷七十年」
...なんですそんな」母親が叱ると...
山本周五郎 「思い違い物語」
...叱るような語尾を切って...
吉川英治 「私本太平記」
...すると武蔵は、その手を、反対に引っぱり寄せて、叱るように、「――死んでろっ、死んでろっ、まだ、あぶない」その言葉が終らないうちであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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