...台盤所(だいばんどころ)の雀(すずめ)になったと...
芥川龍之介 「俊寛」
...まだ台盤所(だいばんどころ)の婢女(みずし)をしていたころの事を思えば...
芥川龍之介 「偸盗」
...その台盤所(だいばんどころ)を源氏がのぞいて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君のほうの南側の座敷の御簾(みす)の中へ来ることを許したのであるが台盤所(だいばんどころ)の女房たちの集まっているほうへはいることは許してないのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女御の台盤所(だいばんどころ)へそっと行って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...台盤所のほうで中宮様のお言葉を聞いておりまして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...台盤所(だいばんどころ)へ来ておいでになって戸口へお呼びになった宮へ差し上げていたのをちょうどその時中宮の御前から出て来た大将が何心なく横目に見て...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...台盤所(だいばんどころ)から藤壺にまで屋鳴(やな)りが駆けわたっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...台盤所(だいばんどころ)の手つだいか」不機嫌な...
吉川英治 「平の将門」
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