...取二其得レ力處一可也...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...理智的には彼女の心もちを可也(かなり)はっきりと了解した...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...可也(かなり)菊池と隔(へだた)つてゐる...
芥川龍之介 「雑筆」
...上り列車に間に合ふかどうかは可也(かなり)怪しいのに違ひなかつた...
芥川龍之介 「歯車」
...盛岡でも可也(かなり)な金物屋だつたが...
石川啄木 「二筋の血」
...博士夫妻の部屋とは可也(かなり)隔っていることや...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...不可也(いや/\)二人とまりなば両親(おやたち)案(あんじ)給はん...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...「策略の花、可也...
太宰治 「もの思う葦」
...それ等の可也に不規則な平面的分布が透視法(パースペクチーヴ)といふ原理に統一されて...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...二人が半歳ばかり滞っていた小野田の故郷に近いN――と云う可也(かなり)繁華な都会から帰ってからであった...
徳田秋声 「あらくれ」
...新しい愛執が盛返されて来たようなお島たちはそれでもその月は可也にあった収入で...
徳田秋声 「あらくれ」
...さうして独りで旅をする気持は可也心細かつた...
徳田秋聲 「或売笑婦の話」
...可也長い時間を揺れたことがあつて...
徳田秋聲 「余震の一夜」
...其上彌以可也乘方出來候時ハ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...其是非得失を問はずして一も二もなく之れに盲從したりき是れ尚ほ可也貴族院中には...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其是非得失を問はずして一も二もなく之れに盲従したりき是れ尚ほ可也貴族院中には...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...栗山頷(うなづき)て曰く可也...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...二字ヲ辱ムルナクンバ可也(妙才ハ夏侯淵ノ字(アザナ))とあった...
吉川英治 「三国志」
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