...さう云ふ必要以外に昔其(その)ものの美しさが可也(かなり)影響を与へてゐるのにちがひない...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...可也(かなり)長い葬列はいつも秋晴れの東京の町をしずしずと練っているのである...
芥川龍之介 「点鬼簿」
...汽車の中は可也(かなり)こみ合つてゐた...
芥川龍之介 「歯車」
...僕はプロレタリアの戦士諸君の芸術を武器に選んでゐるのに可也(かなり)興味を持つて眺めてゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...亡夫は道廳で可也(かなり)な役を勤めた人といふだけに...
石川啄木 「札幌」
...可也古くからの親みがある様に覚えた...
石川啄木 「鳥影」
...可也(よし)、そっちがその了簡ならこっちもそのツモリで最(も)う一度対手になろうといいたい処だが、一度の戦争は東洋問題を解決するため止むを得ないとしても、二度の戦争は残念ながら日本の国力が許さない...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...可也(かなり)いい場所だった...
海野十三 「空襲葬送曲」
...私のところは他の特許事務所よりも可也(かなり)たかいのです...
海野十三 「名士訪問記」
...御承知の通り一本松のまわりは一帯の灌木林で、どこに賊が隠れているやら判らぬので、可也気味が悪い...
江戸川乱歩 「黒手組」
...不可也(いや/\)二人とまりなば両親(おやたち)案(あんじ)給はん...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...木柱なども可也贅沢なものが使つてある...
高浜虚子 「発行所の庭木」
...沈黙の花、可也...
太宰治 「もの思う葦」
...その町の開業医として可也(かなり)に顔が売れていたが...
徳田秋声 「あらくれ」
...新しい愛執が盛返されて来たようなお島たちはそれでもその月は可也にあった収入で...
徳田秋声 「あらくれ」
...露子は彼から感染(うつ)されて居た病気がこの頃可也進んで行った...
原民喜 「淡雪」
...四五人の間で頻繁に流通した言葉が可也あった...
原民喜 「四五ニズム述懐」
...基督吾れに在りて活くる者也と云はゞ可也...
山路愛山 「唯心的、凡神的傾向に就て(承前)」
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