例文・使い方一覧でみる「可からず」の意味

...以て大樹の任に堪ふ可からず... 以て大樹の任に堪ふ可からずの読み方
芥川龍之介「木曾義仲論（東京府立第三中学校学友会誌）」

...稚気紛（ふん）として近づく可からず候... 稚気紛として近づく可からず候の読み方
石川啄木「渋民村より」

...而も人は斯多阿學徒の心を以て忍ばざる可からずと... 而も人は斯多阿學徒の心を以て忍ばざる可からずとの読み方
上田敏上田敏訳「海潮音」

...教法に完了といふ義ある可からずと... 教法に完了といふ義ある可からずとの読み方
上田敏上田敏訳「海潮音」

...印度なるや知る可からず... 印度なるや知る可からずの読み方
高木敏雄「比較神話学」

...されど此の際に於ける出來事は一切暗黒より暗黒に移りて方物す可からず...
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...形式に於ても實質に於ても共に進歩したるものたるは疑ふ可からず...
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...恐らくは進歩黨の存在を危くするに至るなきを保す可からず... 恐らくは進歩黨の存在を危くするに至るなきを保す可からずの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...侯の理想に適合せる政黨と爲りたるの日ならざる可からず... 侯の理想に適合せる政黨と爲りたるの日ならざる可からずの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...先づ時代を非認せざる可からず... 先づ時代を非認せざる可からずの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...伯が此等の党人を相手として国事を謀るの意甚だ解す可からずと... 伯が此等の党人を相手として国事を謀るの意甚だ解す可からずとの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...其の弊の極る所殆ど底止す可からず... 其の弊の極る所殆ど底止す可からずの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...さりながら閣下亦自ら其運命の窮せるものあるを知らざる可からず...
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...先づ之れに代る可き内閣の主義を一定せざる可からず... 先づ之れに代る可き内閣の主義を一定せざる可からずの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...賢哲の用意を為すに於て未だ必らずしも晩れたりと謂ふ可からず... 賢哲の用意を為すに於て未だ必らずしも晩れたりと謂ふ可からずの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...党紀の振粛よりも先づ党の平和を計らざる可からず党の平和を計るが為には勢ひ星除名論を鎮撫せざる可からず何となれば...
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...是非にも此等の藝術に一縷の慰籍を求めざる可からず... 是非にも此等の藝術に一縷の慰籍を求めざる可からずの読み方
永井荷風「断腸亭日乗」

...』天道の應報は恃む可からずして... 』天道の應報は恃む可からずしての読み方
箭内亙訳註「國譯史記列傳」

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萓古狐龍宮城

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