...「私が山田美妙斎でござります」と叮嚀(ていねい)に会釈された時は余り若々しいので呆気(あっけ)に取られた...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...彼は叮嚀(ていねい)に荷物を包み終ると...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...叮嚀(ていねい)に詫びている...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...」といつて叮嚀にお辞儀をした...
薄田泣菫 「茶話」
...棺のなかには白絹(しらきぬ)で叮嚀に巻かれた屍体が横(よこた)はつてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...御挨拶まで叮嚀になり...
太宰治 「誰も知らぬ」
...それから彼はオブリアンの方へ叮嚀に顔を向けた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...叮嚀(ていねい)に水晶の珠(たま)を転(ころ)がし...
徳田秋声 「仮装人物」
...こう皆さんが夫々叮嚀な御挨拶をなすって下さる...
徳田秋声 「躯」
...しかる後二つ三つ四つ続けざまに主人に向かいて叮重(ていちょう)に辞儀をなしぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...叮嚀に礼をして云つた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...「大変残念なことです」と叮寧(ていねい)な言葉で...
中島敦 「狼疾記」
...成るべく叮嚀に書く積であつたが...
夏目漱石 「それから」
...太く叮嚀な文字で誌(しる)してあつた...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...何かの流儀にでも寄るらしい叮嚀なおじぎをして...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...極めて親切叮嚀に同情深く描き出す...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...お腹の方は叮嚀に縫直したのだと...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...叮寧(ていねい)にお辞儀をして申しました...
宮原晃一郎 「拾うた冠」
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