...五神聖なるローマ大帝アウガスタス自身がラザルスを召されることになった...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...案外の無勢と不審に思召されるかも知れませぬが...
太宰治 「右大臣実朝」
...いかでお腹を召される迄のことがござりましょう...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...事の次第を聞こし召されると...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...これが今召されるといふ時まで續いて...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...処が法然が召されるという噂があったに就ても山門寺門では故障異議を申出でることがないのみか...
中里介山 「法然行伝」
...明朝応召されるので...
久生十蘭 「キャラコさん」
...続いてその人ばかりが召される夜...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮は御自身の運命を悲しくばかり思召されるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...帝も御遊(ぎょゆう)のたびに故人を恋しく思召されるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...本年中はなお管絃(かんげん)もむせび泣きの声をたてるもののように思召されるお心から...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「己(おれ)は公儀へ召されることになるそうだ...
森鴎外 「渋江抽斎」
...公儀へ召されるといったのは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...「召されるのですからどうぞ」老女も「こちらへ」と会釈をした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...召されるのは自分ひとり...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...このたび都へ召されることになりました...
吉川英治 「三国志」
...中宮(皇后)の常々召される青い檳榔(びんろう)の糸毛車(いとげぐるま)なので...
吉川英治 「私本太平記」
...何う召されるか』『刃(やいば)の鯉口(こいぐち)を切っても...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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