...シリアの内戦で住民たちは、複数の集団からの攻撃に晒され、真っ只中で十字砲火となっている...
...政治家たちは、選挙戦の真っ只中で選挙活動を展開中です...
...波浪狂う海洋の真只中の工事である...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...今や自分たちが大宇宙の真只中に在ることが...
海野十三 「火星探険」
...氷原の真只中(まっただなか)に...
海野十三 「大空魔艦」
...昭和二四・一〇メトロポオル智恵子が憧れてゐた深い自然の真只中に運命の曲折はわたくしを叩きこんだ...
高村光太郎 「智恵子抄」
...それが現代の資本主義的撞着の真只中に於て有力な社会の文化的支柱となって愈々高められようとしているのは...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...その大いなる世紀の正に只中に立っている...
中井正一 「現代美学の危機と映画理論」
...覗(ねら)ひを定めて幻影の金的の只中を射通す名手の矢先きにも等しい...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...十四こういう空気の真只中へ...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうして広い原の真只中へ露出しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「あたしはあの人がいると全然退屈しないわ」笑いと冗談の只中で...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...俺はお前を袋の中へとぢこめてドニェープルの真只中(まつただなか)へ投げこんでしまふのだ!……」カテリーナは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...彼等の旗は敵の眞只中で燃えだしてゐるのだ...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「旗手クリストフ・リルケ抄」
...晴れているのに少しも日のさし込んでこないガランとした冷たい本堂の真っ只中に...
正岡容 「小説 圓朝」
...文明開化の真っ只中...
正岡容 「我が圓朝研究」
...全陣の真只中を趙雲の五百騎に突破されて...
吉川英治 「三国志」
...曠野(こうや)の只中に行き暮れた武蔵が...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...右も左も満々たる大海原の真只中で...
蘭郁二郎 「地図にない島」
...渺々満々たる大海原の真只中で...
蘭郁二郎 「地図にない島」
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