...シリアの内戦で住民たちは、複数の集団からの攻撃に晒され、真っ只中で十字砲火となっている...
...政治家たちは、選挙戦の真っ只中で選挙活動を展開中です...
...欧洲大戦後の鉱業界不況の真只中へ放り出された事だった...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...覗(ねら)ひを定めて幻影の金的の只中を射通す名手の矢先きにも等しい...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...郡上街道(ぐじょうかいどう)の真只中にその姿を見せたと思うまもなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...弁信の奴がこの鳴動の真只中を出立するとは...
中里介山 「大菩薩峠」
...雲と立罩める名聲の只中に...
中島敦 「名人傳」
...この事件の真っ只中へ飛こんで来たと聞いて...
野村胡堂 「古城の真昼」
...潮鳴りの音を聞いたか!遠い波の叫喚を聞いたか!旗を振れツ!うんと空高く旗を振れツ元気な若者達がキンキラ光つた肌をさらしてカラヽ カラヽ カラヽ破れた赤い帆の帆縄を力いつぱい引きしぼると海水止めの関を喰ひ破つて朱船は風の唸る海へ出た!それツ! 旗を振れツ!○○歌を唄へツ!朽ちてはゐるが元気に風をいつぱい孕んだ朱船は白いしぶきを蹴つて海へ!海の只中へ矢のやうに走つて出た...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...今加十の頭の中は疾風怒濤時代(ストルム・ウント・ドランク)の真っ只中にいる...
久生十蘭 「魔都」
...記憶こそ諸知覚の継起の全変化の真っ只中で...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...暴力の眞只中に於て非暴力の法則を見出した聖者たちは...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「劒の教義」
...文明開化の真っ只中...
正岡容 「我が圓朝研究」
...そのような現実の只中に真直に立っている精神の力が...
宮本百合子 「幸福の感覚」
...けれどもこの三十年来我々がおかれているこのような混乱の只中にあっては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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夢野久作 「白髪小僧」
...東洋文化の真只中...
夢野久作 「暗黒公使」
...まひるの真只中(まっただなか)に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その大衆の真ッ只中へ跳躍(おどりこ)んだ...
吉川英治 「剣難女難」
...曠野(こうや)の只中に行き暮れた武蔵が...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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