...シリアの内戦で住民たちは、複数の集団からの攻撃に晒され、真っ只中で十字砲火となっている...
...政治家たちは、選挙戦の真っ只中で選挙活動を展開中です...
...さながら只中(ただなか)に当っていた...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...ここ南シナ海の真只中の飛行島において...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...事件の真只中(まっただなか)に入ってきたとは思われぬ温容(おんよう)だった...
海野十三 「省線電車の射撃手」
...花束美人の真只中へ突入してみたところ...
海野十三 「地球発狂事件」
...こういう騒がしい喧嘩口論の真只中で...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...この対立の真只中に立っているわけだから...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...その広い原の真只中で...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は一時全く淋しさの真只中にいる自身を見い出しました...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...現場のまっ只中へ自分をおいてみたのです...
久生十蘭 「金狼」
...全ての失望と悩みの種の真っ只中に慰めを残しておいている...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...声なきさざめきや鈴の音にとざされた人生の真只中へ一思いに飛びこんで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...暗く涼しい座敷の真只中に...
正岡容 「吉原百人斬」
...月の都の只中に住玉ひぬとある...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...異常事の只中に在るというだけでは尽されない...
宮本百合子 「明日の言葉」
...「なお幸福の只中にありながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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夢野久作 「白髪小僧」
...これから都のまッ只中へ出たがっている...
吉川英治 「新書太閤記」
...胸の只中をナイフで無残に刳(えぐ)られた赤い創口(きずぐち)とを見た...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「青蠅」
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