...シリアの内戦で住民たちは、複数の集団からの攻撃に晒され、真っ只中で十字砲火となっている...
...政治家たちは、選挙戦の真っ只中で選挙活動を展開中です...
...片手を膳の真只中に突きたれば...
石井研堂 「元日の釣」
...矢追村の南に真黒な海水をたたえている大戸神灘(おおとがみなだ)の真只中に...
海野十三 「地球盗難」
...僕は幸福の真只中にいるのだ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...4601.そのごつた返しの眞つ只中で各人は自分に課された任務を果した...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...昭和二四・一〇メトロポオル智恵子が憧れてゐた深い自然の真只中に運命の曲折はわたくしを叩きこんだ...
高村光太郎 「智恵子抄」
...大あらしの真只中へ投げこまれたとき...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「十時五十分の急行」
...それが現代の資本主義的撞着の真只中に於て有力な社会の文化的支柱となって愈々高められようとしているのは...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...覗(ねら)ひを定めて幻影の金的の只中を射通す名手の矢先きにも等しい...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...その広い原の真只中で...
中里介山 「大菩薩峠」
...その陶酔境の真只中へ...
中里介山 「大菩薩峠」
...つい度を越したことをさせてしまったわ」Kは机を部屋の真っ只中(ただなか)に置き...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...記憶こそ諸知覚の継起の全変化の真っ只中で...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...岩石と危險の眞只中に働くといふことはなかつたであらう...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...帝劇のローシー歌劇からはじめて浅草俗衆の巴渦の真只中へと飛下りて来たその日本館での第一回公演をたしかに中学生の日の私も見ておぼえてゐる...
正岡容 「浅草燈籠」
...ゆとりの只中で絶えず或ところへ集注しているもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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夢野久作 「白髪小僧」
...まひるの真只中(まっただなか)に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その大衆の真ッ只中へ跳躍(おどりこ)んだ...
吉川英治 「剣難女難」
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