...シリアの内戦で住民たちは、複数の集団からの攻撃に晒され、真っ只中で十字砲火となっている...
...政治家たちは、選挙戦の真っ只中で選挙活動を展開中です...
...こいつはこんどの遠洋航海中随一の見物だぞ」明日は見られるという飛行島!それは広い広い海の真只中に作られた飛行場だった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...ここ南シナ海の真只中の飛行島において...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...何千万キロ先のひろびろとした宇宙のまっ只中(ただなか)めがけて旅立つのだ...
海野十三 「怪星ガン」
...非常に愕くべき出来事の真只中に今自分たちが置かれているのだ...
海野十三 「地球発狂事件」
...真只中をひやうつと射て...
太宰治 「右大臣実朝」
...特に農村の只中に横たわる柏崎工場の例は有名だろう...
戸坂潤 「読書法」
...郡上街道(ぐじょうかいどう)の真只中にその姿を見せたと思うまもなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...強い寒風の真只中に...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...つい度を越したことをさせてしまったわ」Kは机を部屋の真っ只中(ただなか)に置き...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...われわれは遮二無二渦巻の真只中へ走りこんでいる...
久生十蘭 「南極記」
...あたかも家なき旅人のように孤影悄然として道の只中に取り残されるのである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...其處に來れば人生の小(さゝ)やかな流は皆白く碎ける水泡やどう/\と鳴る音や渦卷や奔流の只中に碎け散つてしまふのです...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...そんなことが世にも恐ろしい吼(ほ)え聲と痙攣的(けいれんてき)な突進との眞只中に行はれたのである...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...あまりに複雜多岐になつてゐる今日の文學の眞只中に身を置いてゐる自分のごときものにとつては...
堀辰雄 「伊勢物語など」
...その真っ只中で怪談噺で一世に覇を唱えた彼圓朝である...
正岡容 「我が圓朝研究」
...ゆとりの只中で絶えず或ところへ集注しているもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...後年はワレンシュタインが新教徒殺戮の只中でケプラーを庇護してワレンシュタインの没落と共にケプラーの一生も自然終ったのでした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...呉軍の真只中へ馳け入って...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索