...自分で只(たゞ)無暗(むやみ)とつらい/\と思ひ込むやうになつて...
犬養健 「愚かな父」
...わたしは只柔い頬つぺたを見たり...
グスタアフ・ヰイド Gustav Wied 森林太郎訳 「尼」
...そして燻製ものをお好みになる方は世界に只(ただ)お一人でございますわよ」と...
海野十三 「共軛回転弾」
...「只今、馬詰丈太郎が門前を徘徊(はいかい)して居りましたので、引捕えてございます」「おおそれは丁度いい...
海野十三 「人造人間事件」
...これが又昔は只の貧乏人であったそうであるが...
大阪圭吉 「三の字旅行会」
...只塵の世に我が思ふ人の長(とこしな)へに汚(けが)れざれ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...九箇(こゝのつ)あるといふ足下(おぬし)の命(いのち)が只(たッた)一(ひと)つだけ所望(しょもう)したいが...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...されども彼は弱くして只少數の兵率ゆ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...只事じゃございません」彼等はもう...
中里介山 「大菩薩峠」
...さうして只(たゞ)一人(いちにん)の咽喉(のど)から出(で)た個人(こじん)の特色(とくしよく)を帶(お)びてゐた...
夏目漱石 「門」
...只今は、また真名古と申すものが推参いたし、いろいろと、御名誉を損傷いたしましたようで、実に慮外なことでありまして、その者はもはや厳重なる懲戒処分に附しましたが、それにつきまして、こうして、われわれ両人が」息も絶え絶えといった体なんです...
久生十蘭 「魔都」
...只の一と言も触れていない...
久生十蘭 「魔都」
...うちの御母様のお母様は継母だったんですって、今でも辛かったってよく仰云るわ、だから私御同情するのよ」こんなに云われると、只さえ淋しい、悲しい心持になっている政子さんは、堪らない心持になってしまいました...
宮本百合子 「いとこ同志」
...そして只目をつて役人の顏を仰ぎ見た...
森鴎外 「最後の一句」
...只一道の光輝あり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...云い知れぬ深い怨みをこめてシミジミ自分の心に伝わって来るのを只独り感じたのであろう...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...只今紅矢が参りますのは他の事でも御座いませぬ...
夢野久作 「白髪小僧」
...只今』小侍が息を喘(き)って...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 野球選手の則本昂大さん: 楽天から巨人へ移籍し、初めてジャイアンツ球場で練習に臨んだ ⚾️
- 卓球選手の張本智和さん: 4年連続で全日本選手権の準決勝進出を決めた🏓
- スピードスケート選手の高木美帆さん: 1500mで2位、五輪金へ弾み ⛸️
