...幼なかりしころより叨(みだ)りに他人に親(したし)まず...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...不レ得下絮二叨吐スルコトヲ上于茲(コヽニ)一矣...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...不レ得下絮二叨吐スルコトヲ上于茲(コヽニ)一矣...
京山人百樹 「北越雪譜」
...列王を叨りに誹謗する勿れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...柳北不才叨リニ社長ノ重任ヲ担ヒ...
成島柳北 「祭活字子文」
...而して叨りに姿を見せぬ美人が此鞦韆をなすによりて...
原勝郎 「鞦韆考」
...己(おのれ)一人(いちにん)をのみ責めて敢(あえ)て叨(みだ)りにお勢を尤(とが)めなかッた...
二葉亭四迷 「浮雲」
...是にも絶対に叨(みだ)らな行儀は無かったと謂(い)っている...
柳田国男 「木綿以前の事」
...極端に清浄を愛して叨(みだ)りに俗衆の近づくを憎み...
柳田国男 「山の人生」
...叨(みだ)りに人を近づけず...
柳田国男 「山の人生」
...如(し)かず修練鍛磨して叨(みだ)りに他人の非を測らざることをつとむるに...
山路愛山 「明治文学史」
...憂国叨(みだ)りに招く衆人の謗(そし)り……」声たからかに詩を吟じはじめる者があった...
山本周五郎 「新潮記」
...――曹賊(ソウゾク)出(イデ)テヨリ閣門(カクモン)濫叨(ラントウ)シ...
吉川英治 「三国志」
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