...私たちの言葉遣いは時代の変化で古言古義になっている...
...古典文学を学ぶと、古言古義の言葉がよく出てくる...
...この地方では古言古義の方言が多く残っている...
...初心者にわかりやすく説明するには、古言古義の言葉を使わない方がいい...
...古言古義を使うと、言葉の意味が正確に伝わらないことがある...
...今も我があたりにて老女(らうぢよ)など今日(けふ)は布を市にもてゆけなどやうにいひて古言(こげん)ものこれり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...皆古言を擧げて釋するに今語を以てしたものである...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...そのことは賀茂真淵(かものまぶち)の弟子の加藤美樹(かとううまき)の説として『古言梯(こげんてい)』の初めに出ております...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...もう少し材料を補って『古言衣延弁証補』というものを書かれたのであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...その一は『古言清濁考(こげんせいだくこう)』であって...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...『古言清濁考』は木版の三冊の書物になっておりますから...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...『古言清濁考』の方が先に出来て『仮名遣奥山路』の方が後に出来たものであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...さらにその前の古言はハニシであった...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...それは「楸、古言あづさ、今言あかめがしは」となるからである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...むなぐるまは古言である...
森鴎外 「空車」
...すべて古言はその行われた時と所との色を帯びている...
森鴎外 「空車」
...古言を用いていいかというに...
森鴎外 「空車」
...それは時と所との色を帯びている古言が濫用せられたからである...
森鴎外 「空車」
...これに反して仮りに古言を引き離して今体文に用いたらどうであろう...
森鴎外 「空車」
...そして不用意に古言を用いることを嫌う...
森鴎外 「空車」
...しかし古言がやがて雅言で...
森鴎外 「訳本ファウストについて」
...あたかも子の父に従うがごとし(ストベウス)というギリシアの古言は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...聖徳太子の古言をひいて...
吉川英治 「親鸞」
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