...一年目に日の目を見る蚊帳の古臭い臭とは...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...彼は古臭いのが嫌いで...
魯迅 井上紅梅訳 「端午節」
...所天その物ではない――そんな古臭い傾向の家庭では...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...文句はもう古臭い感じだが...
田中英光 「箱根の山」
...と言って記念に持っていてくれって僕に古臭いしごきなんかをくれたりした...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...古臭い愛国心などのためではない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...私はまた私の家の古臭い家風に反感を抱き初める...
外村繁 「澪標」
...そういう古臭い考えがあるからこそ...
豊島与志雄 「死因の疑問」
...押し敷かれた古臭い二重廻(にじゅうまわ)しの翼(はね)を...
永井荷風 「深川の唄」
...あまりに生温(なまぬる)い古臭いものであることに思い及ばないわけには行かなかった...
中島敦 「斗南先生」
...こんな古臭い実験なんかやってるところはないよ」と...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...古臭いボロ教会に群がるクソったれな木偶の坊どもの間ではあり得ない...
H・ビーム・パイパー H. Beam Piper The Creative CAT 訳 「最愛の君」
...今頃ニイチェを論ずるのは流行遲れで古臭いが云々と書いてあつた...
萩原朔太郎 「初めてドストイェフスキイを讀んだ頃」
...コンな古臭い攘夷政府を造(つくっ)て馬鹿な事を働いて居る諸藩の分らず屋は...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...そして、そんなに古臭い、彼の母でもが云ひさうな文句を叫んで、何の罪もない周子を虐待した...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...たしかに観念や感覚の上に置いて古臭いには相違ないが...
牧野信一 「浪曼的時評」
...あるいはそんな古臭い言葉は新しい学問に適しないといわるればそれまでであるが...
柳田國男 「地名の研究」
...ぜひとも松の木を点出しようとする古臭い行平(ゆきひら)式を憎むのである...
柳田国男 「雪国の春」
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