...古来からの茅葺、柾葺、杉皮葺は、とにかくとして、現在多くの民は、トタン葺の家に住み、ふろしきを被つて、もんぺいをはき、中流以下悉く粗食に甘んじてゐる、といふ...
太宰治 「津軽」
...古来からまだただの一回も我々の住んでいる世界では...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...云うまでもなく古来から存する...
戸坂潤 「科学論」
...(観念論的)弁証法は古来から今日に至るまで曾て絶えたことがないとさえ云えるばかりではなく...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...戦争と名のつくものゝ多くは古来から大抵斯(こ)んなものかも知れないが...
夏目漱石 「点頭録」
...古来から叙述に巧みなるものは皆この筆法を用いるのが通則になっている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...古来からの伝統を破つて別の形式で演出を変更しようとしたものである...
野上豊一郎 「演出」
...古来から日本人に一貫している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...)日本では古来からして...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...怒田村は古来から永遠へ向つて...
牧野信一 「その村を憶ひて」
...古来から左う云ふ字名を持つた柳村の人達が一勢に軒先に走り出て...
牧野信一 「夜見の巻」
...古来からの小説道の一つの本道であつて...
牧野信一 「浪曼的月評」
...やっぱり種類を改良したのかね」主人「勿論(もちろん)古来から食用にしていて良い種類を繁殖させた結果もあろうが一つには地勢にあるそうだ...
村井弦斎 「食道楽」
...古来からすぐれた人材を輩出(はいしゅつ)していながら...
吉川英治 「銀河まつり」
...古来から名剣宝珠が多く伝わっているとは聞いたが...
吉川英治 「三国志」
...古来から一定した期間が定まっておりましょう」「それによろうと思う」「いけません」「なぜ」「世上一般の慣例としては...
吉川英治 「三国志」
...必ず祟(たた)りをなすと古来から忌まれているもので...
吉川英治 「三国志」
...古来から争いがたえないと...
吉川英治 「随筆 新平家」
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