...古来からの金銀財宝や船の破片...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...古来からの有名さと交通の便利さとが草津を享楽郷とし...
種田山頭火 「旅日記」
...自由派の空想的な虐政と争っていた宗教裁判所の実際的な古来からの虐政を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...古来から幾千万人の試みた窮策で...
夏目漱石 「虞美人草」
...古来からこの道に苦しんだ人の閲歴譚(えつれきだん)などを取(と)り交(ま)ぜて...
夏目漱石 「門」
...古来からの伝統を破つて別の形式で演出を変更しようとしたものである...
野上豊一郎 「演出」
...古来から今日に至るまで...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...それでなくともこの森を単独で往行した人物は古来から記録に残された僅少の名前のみである...
牧野信一 「ゼーロン」
...何故かこのあたりでは古来から大概の男は仇名の方が有名で...
牧野信一 「月あかり」
...あの竜のの生ひ繁つた径は古来から「大蛇の脱殻の道」と称ばれてゐた...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...酒卓に就くといふのが古来からの不文律なのであつた...
牧野信一 「山彦の街」
...やっぱり種類を改良したのかね」主人「勿論(もちろん)古来から食用にしていて良い種類を繁殖させた結果もあろうが一つには地勢にあるそうだ...
村井弦斎 「食道楽」
...古来からすぐれた人材を輩出(はいしゅつ)していながら...
吉川英治 「銀河まつり」
...古来からの試合の記録を破った...
吉川英治 「剣の四君子」
...「ここに我あるを知れ」という侍らしい侍が現われない例(ため)しは古来からなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...両成敗が古来からの掟(おきて)...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...――だのに、なぜ古来から、安徳帝は壇ノ浦で死んだものとして書かれているのか...
吉川英治 「随筆 新平家」
...舌長いことでは古来から有名である...
吉川英治 「宮本武蔵」
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