...古来から伝わる日本魂...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...材としては古来から無上のものとなっている...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...古来からまだただの一回も我々の住んでいる世界では...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...(観念論的)弁証法は古来から今日に至るまで曾て絶えたことがないとさえ云えるばかりではなく...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...少なくとも古来から...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...自由派の空想的な虐政と争っていた宗教裁判所の実際的な古来からの虐政を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...古来から叙述に巧みなるものは皆この筆法を用いるのが通則になっている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...日本歴史に明らかに見うけられる古来からの反乱や紛擾を...
蜷川新 「天皇」
...酒卓に就くといふのが古来からの不文律なのであつた...
牧野信一 「山彦の街」
...古来からの試合の記録を破った...
吉川英治 「剣の四君子」
...古来から名剣宝珠が多く伝わっているとは聞いたが...
吉川英治 「三国志」
...と古来からいわれておる...
吉川英治 「三国志」
...これは読者と筆者たるを問わず古来から三国志にたいする一般的な通念のようでもある...
吉川英治 「三国志」
...古来から多くの武門が侵入して来ては没落し...
吉川英治 「新書太閤記」
...室町(むろまち)以来、一戦また一戦あるごとに、夥(おびただ)しい不純が純の中へ割りこんで来て農村の姿を殺伐化(さつばつか)したが、その荒(すさ)びきった時流の底にも、古来からの農は、依然粗壁(あらかべ)の中に貧しい燈を細々ととぼして、時代の物音に脅(おび)えながらも、本然の勤めと農の心は失われていなかったことは確かである...
吉川英治 「新書太閤記」
...――だのに、なぜ古来から、安徳帝は壇ノ浦で死んだものとして書かれているのか...
吉川英治 「随筆 新平家」
...封建的なものの紋章みたいな古来からの“剣”とか“剣の道”などというものは...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...古来からの史を講じて...
吉川英治 「源頼朝」
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