...古昔の話を聞かせてください...
...古昔の武士が愛用していた武器です...
...古昔の遺跡を見学しに行きたいです...
...古昔の言葉を学びたいと思っています...
...古昔の衣装が展示してある博物館に行きました...
...海は初め全地球を覆っていたから今日至る所で古昔の貝殻が発見される...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...古昔(いにしへ)の尊き使徒が異教人の国を望んだ時の心地だ...
石川啄木 「赤痢」
...古昔希臘(ギリシヤ)人は以為(おもへ)らく...
石橋忍月 「罪過論」
...然れども是れ古昔陳腐の解にして近世詩学家の採らざる所なり...
石橋忍月 「罪過論」
...かつ思えらく古昔(いにしえ)の英雄或は勇み或は感謝しつつ世を去れり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...古昔のユダヤ人のいわゆる完全ならずとするも...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...古昔(いにしえ)の国府の所在地で...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...古昔(むかし)から智仁勇と文字通りに順序を付けて...
薄田泣菫 「茶話」
...――古昔、この洞窟内に、一人の老僧が行い澄していた...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...古昔、舜帝が齢尽きて此世を去り、遺骸は珠丘の上に葬られた時、後に残った二人の妃は、その丘上に相擁して三昼夜ほど泣き続け、涙が尽きると次いで血が流れた...
豊島与志雄 「文学以前」
...古昔に兵事上に必要と認められた事に關係したもの...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...夢が現実から古昔に向って放たれました...
中里介山 「大菩薩峠」
...また徴兵の詔(明治五年十一月二十八日)には「朕惟(オモンミ)ルニ、古昔(コセキ)、那県ノ制、全国ノ丁壮ヲ募リ、軍団ヲ設ケ、以テ国家ヲ保護ス、固ヨリ兵農ノ分ナシ...
蜷川新 「天皇」
...中世以降、兵権武門ニ帰シ、兵農始テ分レ、遂ニ封建ノ治ヲ成ス、戊辰ノ一新ハ、実ニ千有余年来ノ一大変革ナリ、此際ニ当リ、海陸兵制モ亦時ニ従ヒ、宜(ヨロシキ)ヲ制セサルヘカラス、今本邦、古昔ノ制ニ基キ、海外各国ノ式ヲ斟酌シ、全国募兵ノ法ヲ設ケ、国家保護ノ基ヲ立テント欲ス、汝(ナンジ)百官有司、厚ク朕カ意ヲ体シ、普ク之ヲ全国ニ告諭セヨ...
蜷川新 「天皇」
...(古昔(こせき)穴国(あなのくに)穴済(あなのわたり)穴海(あなのうみ)和武尊(やまとだけのみこと)悪神を殺戮するの地なり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...世界は確かに古昔の元子論者が見たごとくある基本要素の離合散集によって生じたのである...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
...古昔の精神的事業を思った...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...古昔の精神的事業を思つた...
和辻哲郎 「月夜の東大寺南大門」
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