...しかし世人は古名画を見るよりも...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...あの古名画類は、わしの命にもかえがたい宝物です...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...明日香川の古名か...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...アイヌ時代の古名はリフカ R-hur-ka(高い・岡・〔の〕上)である...
知里真志保 「あの世の入口」
...古名、カミナ...
牧野信一 「鏡地獄」
...我国では『本草綱目啓蒙』によれば古名オギョウのほかトウコ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...前に書いた古名のホソチは蔕落(ほぞおち)の意で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...つちばり 土針万今名 れんげさう(まめ科)其歌吾屋前(やど)に生(お)ふる土針(つちばり)心従(こころゆ)も想(おも)はぬ人の衣(きぬ)に摺(す)らゆなトアルガ之ヲ倭名鈔ニハ王孫ニ宛テ沼波利久佐(ぬばりくさ)此間ニ云豆知波里(つちはり)トシテアルヲ古名録ニ益母草苗也今名めはじきのわかなへト云ツテアルガ一向其要領ガ得ラレヌ...
牧野富太郎 「植物記」
...妹(いも)が為(た)め菅(すが)の実(み)採(と)りに行(ゆ)きし吾(あ)れ山路(やまぢ)に惑(ま)どひ此(こ)の日(ひ)暮(くら)しつこれまでの万葉学者は何れもこの歌の菅(すが)の実(み)をも古名ヤマスゲの麦門冬であると解している...
牧野富太郎 「植物記」
...古名ヤマスゲの専用名である...
牧野富太郎 「植物記」
...この今名タビラコ古名ホトケノザは...
牧野富太郎 「植物記」
...(五月二十五日)『近古名流手蹟(しゅせき)』を見ると昔の人は皆むつかしい手紙を書いたもので今の人には甚だ読みにくいが...
正岡子規 「墨汁一滴」
...古名筆の絵馬はいつのまにやら海外へ売り飛ばされ...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...西獄の※の木に梟(さら)したとあるそうである(古名録巻二九)...
柳田國男 「アテヌキという地名」
...畔田翠山(くろだすいざん)の『古名録(こめいろく)』に依(よ)れば...
柳田国男 「海上の道」
...畔田(くろだ)氏の『古名録』はあの中には無いが...
柳田国男 「海上の道」
...此山の古名も漢に「不咸山」...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...そこから五六里の距離にある故郷枕香(まくらが)の里(古名)の青年間にも文学熱が盛んだった...
若杉鳥子 「旧師の家」
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