...古人の言葉に学ぶ...
...古人の知恵を大切にする...
...古人の故事にあるように...
...古人を尊敬している...
...古人の思考に共感する...
...遠く古人に求むるまでも無し...
大町桂月 「國府臺」
...それも古人なり今人(こんじん)なりの句集をごらんになったらすぐお判りになります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...実はその中に一人の土耳古人もいなかったに違いないと私(バアトン)は信じる...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...古人も、読書について『眼光紙背に徹す』といふ言葉をつかつてゐるが、実際、さういふところがなければいけない...
田山録弥 「小説新論」
...それには神を古人とするのと関聯して考えられた場合もある...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...それは蒙古人のやうな文化の程度の低いものが來て支配權を有つたものでありますから...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...または古人が一世一代(いっせいちだい)の名作といわれた細工物はいかにお上の御趣意とは申ながらむざむざと取壊されるがいかにも無念で相なりませぬ...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...せめて古人を見ることの謙遜と...
中里介山 「大菩薩峠」
...流れの末――古人の嘆じた「四十八箇瀬」は...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...古人のうちにてもソクラチス...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...又古人の歌に小倉山...
西周 「情智關係論」
...古人の曰(いわ)く...
新渡戸稲造 「自警録」
...畢竟この偽君子の多きもその本(もと)を尋ぬれば古人の妄想にて...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...将(は)た古人の調にもあらず...
正岡子規 「人々に答ふ」
...これを例に採ってことごとく同姓婚を行うた古人を畜生劣りと罵るべきでない...
南方熊楠 「十二支考」
...彼らは自国の安泰のために自分の生命をなげうったあの古人のように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いかなる古人が「知る悦(よろこ)び」を今日ほど多く味わい得たであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...古人の書に、素直に訊(き)こう...
吉川英治 「大岡越前」
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