...古人の言葉に学ぶ...
...古人の知恵を大切にする...
...古人の故事にあるように...
...古人を尊敬している...
...古人の思考に共感する...
...「古人の絵を見る度に...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...古人の随筆は姑(しばら)く問はず...
芥川龍之介 「野人生計事」
...余はかつて古人の詩を思い出し...
井上円了 「おばけの正体」
...らしゅうせよ」と古人もいっていますが...
高神覚昇 「般若心経講義」
...父母より受けたる身体髪膚(はっぷ)を妄(みだ)りに毀(やぶ)り傷つくるは古人の戒むるところであるのに...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...「世の中に這入(はいり)かねてや蛇の穴」とは古人の句...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...古人の少しもゆるさなかったことを...
夏目漱石 「教育と文芸」
...「同じ用語同じ花月にてもそれに対する吾人(ごじん)の観念と古人のと相違すること珍しからざることにて」云々...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...しかし古人の歌でも名家の作でも理窟ツぽき思想...
正岡子規 「人々に答ふ」
...古人椎を以て鬼を逐(お)うといえば...
南方熊楠 「十二支考」
...夢に伏蔵すなわち古人が財蔵を埋め隠したのを見付けたのだが...
南方熊楠 「十二支考」
...宇治は憂(う)き里であると名をさえ悲しんだ古人もあるのに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...つぎのような古人の結論も出てくるのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...古人の採用した顕著な地名が...
柳田國男 「地名の研究」
...純粋に蒙古人種系統を代表致しておりますのは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「追えども去らぬ夢幻し」と悩んだ古人の呟きが...
横光利一 「旅愁」
...――我ヲ生ムモノハ父母、我ヲ知ルモノハ鮑叔ナリ――と管仲がいっているのを見て、ふたりの信をうらやまぬものはないが」「自分には、玄徳という実在のお人があるから、古人の交わりも、うらやむに足りません」「ははあ...
吉川英治 「三国志」
...古人の所謂(いわゆる)利根水源は文珠菩薩の乳(ちち)より出(い)づとは...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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