...古人の言葉に学ぶ...
...古人の知恵を大切にする...
...古人の故事にあるように...
...古人を尊敬している...
...古人の思考に共感する...
...しかし木の下や池のほとりに古人の句碑の立っているのは僕には何か時代錯誤を感じさせない訳には行かなかった...
芥川龍之介 「本所両国」
...古人についてさらに研究されんことを切望する...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...友あり遠方から来る愉しからずや……と支那の古人は言った...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...彼は詩人や古人の永遠の若さと元気を構成する幻影に対する崇高な信念を失ってしまった...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...蒙古人の皮鞋匠(ひあいしょう)が石だたみに道具を並べて...
谷譲次 「踊る地平線」
...この世に全く新しき何物も存在せぬという古人の言葉は科学に対しても必ずしも無意義ではない...
寺田寅彦 「科学上の骨董趣味と温故知新」
...古人はいうた、いかなる真理にも停滞するな、停滞すれば墓となると...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...即ち「古人の書物」によらずに「生来の最も純粋な理性」によって物を考えるという根本態度は...
戸坂潤 「デカルトと引用精神」
...古人の眉(まゆ)を顰(ひそ)めて淫書となせしもの...
永井荷風 「桑中喜語」
...まあ昔の毛氈(もうせん)と変ったところもありませんね」主人は蒙古人の上手に馬を扱う事や...
夏目漱石 「門」
...すなわち「つばき」は春盛んに花が咲く木だから古人が木ヘンに春を書いて「つばき」と訓せたものである...
牧野富太郎 「植物記」
...初学の人古人(こじん)の俳句を見て毫も解する能はざる者多しとなす...
正岡子規 「俳諧大要」
...蒲団引きあふて夜伽(よとぎ)の寒さを凌(しの)ぎたる句などこそ古人も言へれ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...古人言尽人間事...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...古人の健全な論説によって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...曰く今朝風日佳、北窓過二新雨一、謝レ客開二吾秩一、山妻来有レ叙、無レ禄須二衆眷一、八口豈独処、輪鞅不レ到レ門、饑寒恐自取、願少退二其鋭一、応接雑二媚一、吾病誰※鍼、吾骨天賦予、不レ然父母国、何必解二珪※一、今而勉齷齪、無三乃欺二君父一、去矣勿レ聒レ我、方与二古人一語、星巌集を読めば彼も亦屡々貧を歌へり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...作(タ)ッテ之ヲ行ウヲ士大夫(シタイフ)ト謂(イ)ウ――と古人が申したのもその理ではございますまいか」「…………」孔明は瞑目(めいもく)して聞いていた...
吉川英治 「三国志」
...この時の蒙古人が初めである...
和辻哲郎 「孔子」
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