...古人の言葉に学ぶ...
...古人の知恵を大切にする...
...古人の故事にあるように...
...古人を尊敬している...
...古人の思考に共感する...
...古人われを欺かず...
井上円了 「おばけの正体」
...それも古人なり今人(こんじん)なりの句集をごらんになったらすぐお判りになります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...それでも時には見のがされた残滓(ざんし)らしいものが古人の連句にもしばしば見いだされる...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...古人いはゆる義と道とに配する浩然の一気は即ちこの物なり...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...道庵なんぞもまことにお恥かしいはずのもので、何一つ社会へ親切気を示したことはねえのに、酒ばかりくらって、諸方をほうつき歩いているのは、古人に対しても、なんともハヤ相済まねえわけのものだが……道庵は道庵だけの器量しかねえんだから、どうぞ勘弁しておくんなさい」道庵がポロリポロリと涙をこぼして泣き出しましたけれど、この時は誰も笑うものはありませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...古人が「女子ト小人ハ養ヒ難シ」と言ったのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...古人が杜詩を詩史と称えし例に傚(なら)わば曙覧の歌を歌史ともいうべきか...
正岡子規 「曙覧の歌」
...古人これを猟(と)った唯一の法は...
南方熊楠 「十二支考」
...はからずもそれを継母にあててこれを殺した古人が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかし吾々はかかる偉大な古人の教えが吾々を欺(あざむ)かない事を信じねばならぬ...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...古人の質実剛健なる流儀を...
柳田国男 「木綿以前の事」
...一たび古人の歌詠の中にも現れたるサイタヅマという不思議な語を思い起すならば...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...実に古人の生涯を賭した百繰千練の賜でないものはないのである...
夢野久作 「能とは何か」
...蒙古人が実際に住んでゐる時の内部装置は一定してゐて...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...――それ古人もいっている...
吉川英治 「三国志」
...神と観じようとした古人のこころはわかる気がします...
吉川英治 「随筆 新平家」
...古人のは、求心的に...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...それはシナにおいて蒙古人の支配が崩壊した一三六八年よりは少しく前であるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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