例文・使い方一覧でみる「口気」の意味


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...鋭い口気(こうき)を籠めてこう云った...   鋭い口気を籠めてこう云ったの読み方
芥川龍之介 「煙管」

...それは同氏の作品の中にある道徳的口気(こうき)にも窺(うかが)はれるであらう...   それは同氏の作品の中にある道徳的口気にも窺はれるであらうの読み方
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」

...丁度さう云ふ問題を考へてゐた所であつたかと思はれるやうな口気(こうき)である...   丁度さう云ふ問題を考へてゐた所であつたかと思はれるやうな口気であるの読み方
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」

...警(いまし)むるがごとき口気(くちぶり)もて...   警むるがごとき口気もての読み方
泉鏡花 「海城発電」

...ようやくのこと人びとの口気(こうき)できょうの土曜日(どようび)というに気づいた...   ようやくのこと人びとの口気できょうの土曜日というに気づいたの読み方
伊藤左千夫 「老獣医」

...此の人相実験の発頭人であり案内者であるくせに残花は『お前達には騙されないぞ』といふやうな顔を粧ふて較やもすれば馬鹿にするやうな口気があつた...   此の人相実験の発頭人であり案内者であるくせに残花は『お前達には騙されないぞ』といふやうな顔を粧ふて較やもすれば馬鹿にするやうな口気があつたの読み方
内田魯庵 「人相見」

...新撰組の大将が頭を掻(か)いて閉口気味なのを...   新撰組の大将が頭を掻いて閉口気味なのをの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ところがどてらの方では全然こっちの責任でだいぶやってるような口気(こうき)であった...   ところがどてらの方では全然こっちの責任でだいぶやってるような口気であったの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...それでないと何時まで経っても貴方が迷惑するぎりですよ」健三は迷惑を省いてやるから金を出せといった風な相手の口気(こうき)を快よく思わなかった...   それでないと何時まで経っても貴方が迷惑するぎりですよ」健三は迷惑を省いてやるから金を出せといった風な相手の口気を快よく思わなかったの読み方
夏目漱石 「道草」

...安之助がすでに手の中(うち)に握ったかのごとき口気(こうき)であった...   安之助がすでに手の中に握ったかのごとき口気であったの読み方
夏目漱石 「門」

...存分御笑いなさい」主人は不満な口気(こうき)で「第一気に喰わん顔だ」と悪(にく)らしそうに云うと...   存分御笑いなさい」主人は不満な口気で「第一気に喰わん顔だ」と悪らしそうに云うとの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...時には氤(いんうん)たる口気(こうき)に接して自(おの)ずから野鄙(やひ)の情も失(う)せ...   時には氤たる口気に接して自ずから野鄙の情も失せの読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...何か利口気な質問を発して「お黙りなさいツ!」と一喝された者や...   何か利口気な質問を発して「お黙りなさいツ!」と一喝された者やの読み方
牧野信一 「文学とは何ぞや」

...口気(いき)を吹かば火焔を成し...   口気を吹かば火焔を成しの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...一口気を吹き輪(めぐ)って戌(いぬ)に至ってこれを(つか)めば犬すなわち退き伏すと...   一口気を吹き輪って戌に至ってこれをめば犬すなわち退き伏すとの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...「第三日曜」までの間にまだいくつもはさまっていて閉口気味です...   「第三日曜」までの間にまだいくつもはさまっていて閉口気味ですの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...大層褒(ほ)め囃(はや)して奨励するような口気(こうき)がある...   大層褒め囃して奨励するような口気があるの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...憤慨に堪えないような口気で仰ゃる...   憤慨に堪えないような口気で仰ゃるの読み方
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」

「口気」の読みかた

「口気」の書き方・書き順

いろんなフォントで「口気」

「口気」の英語の意味


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