例文・使い方一覧でみる「口口」の意味
スポンサーリンク...口口に彼の泣く訣（わけ）を尋ねた... 
芥川龍之介 「トロッコ」
...口口に今夜の彼女の姿が美しい事を褒め立てたりした...
芥川龍之介 「舞踏会」
...そうよ」「きっとそうだわ」と口口に言うのでした...
竹久夢二 「大きな蝙蝠傘」
...一口口に銜（ふく）むと...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...三四人の者が口口に何か叫びながら潰れた家の取付きの所で騒いでいた...
田中貢太郎 「変災序記」
...酒も二猪口（ふたちょこ）三猪口口にしたが...
徳田秋声 「仮装人物」
...さうして口口に柄にもない言葉を言ひ合ひながら...
外村繁 「将棋の話」
...襦袢（じゅばん）着ていましたか」口口に言っては...
外村繁 「夢幻泡影」
...皆んな口口に、いいね、いいね、と叫んだ...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...」お糸さんが来ると四人が揃つて口口に串戯（じやうだん）を云つた...
平出修 「二黒の巳」
...相渝らず口口に罵り合つた人人は...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
......
室生犀星 「星より來れる者」
...口口に彼に悪態をついている...
横光利一 「夜の靴」
...口口に云いたいことを圧え黙りつづける工夫も...
横光利一 「旅愁」
...口口（くちぐち）に腕白（わんぱく）どもが呼ばはれど...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...小町（こまち）娘を選（よ）りぬいた花の踊りの幾むれが春の歌をば口口（くちぐち）に細い腕（かひな）をさしのべて...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...」こんなことを口口（くちぐち）に云（い）つて...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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