...口上手な人は、人前で話すのが得意な人です...
...私は口上手ではないので、緊張してしまいます...
...彼は口上手なので、営業職に向いていると思います...
...話し方が上手いと、口上手と評価されます...
...友達の前では口下手でも、仕事上では口上手でいることが大切です...
...洒脱な交際ぶりと諧謔交(おどけまじ)りの口上手と無学者ばかりの美術界に幾らか本を読んでゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...流石に口上手の男だけに...
薄田泣菫 「茶話」
...御令弟の方もそれに劣らずお口上手でありまして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...自分独りでは口上手のお増と喧嘩(けんか)をすることも出来なかった...
徳田秋声 「足迹」
...その中でも、橋場の綾吉は通り者で、男が良いのと、軽口上手で、大店(おおだな)の娘、お屋敷方の女中などから、廻って来るのを待ち遠しがられるほどの人気でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...愛嬌があって、口上手で、ちょっと喉(のど)がよくて、眼から鼻へ抜ける才気と、人の心を見透す賢さを持ったお由良は、玉の輿(こし)のねらいが真剣だっただけに滅多なことで男と関係するはずはなかったのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...愛嬌があつて、口上手で、一寸喉(のど)がよくて、眼から鼻へ拔ける才氣と、人の心を見透す賢さを持つたお由良は、玉の輿のねらひが眞劍だつただけに滅多なことで男と關係する筈はなかつたのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蓮葉(はすつぱ)で口上手で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...口上手な鱒二は終に僕にとっては砂漠のスヒンクスに化してしまった...
牧野信一 「喧嘩咄」
...口上手(くちじょうず)な中将のほうに女は取られてしまうであろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あなたがだれよりもごりっぱだったということは一致した評でございました」などと口上手(じょうず)なことも言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...まんまと口上手な劉(りゅう)夫妻の甘言にもてあそばれていやがった」黄信は自分の頭を叩いて悔(く)やみぬいた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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