...友達と話し始めたら、彼女は口を利くのがとても上手だと分かった...
...強情者と口を利くと、せっかくのイベントも台無しになってしまう...
...我々の今の樣な言動を同時に唾棄しなくつちやならんぢやないか? あんな奴の蔭口を利くより...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...怖くはないのよ」口を利く訳には行かぬので...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...暫くは口を利くものもなかった...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...暫く口を利くことが出来なかった...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...2.おれに向つてさういふ口を利くのだな? よし...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...あんなに親しく口を利くからには知っている人にちがいないが...
田中貢太郎 「蟹の怪」
...口を利くのがつらいの...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...口を利くにもその腹で口を利いている...
近松秋江 「うつり香」
...もう何にもない」まるで義理で口を利くような物の言いぶりをする...
近松秋江 「うつり香」
...大きな口を利くのを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私によく判っていますよッ」「大きな口を利くなッ」「そんな事をおっしゃるけれども...
林芙美子 「泣虫小僧」
...口を利くと眼がまわる...
樋口一葉 「たけくらべ」
...大きな声で大口を利くのが...
広津柳浪 「今戸心中」
...この頃口を利く場合には彼の家人でなくても...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...おしのどんにもやさしい口を利く師匠なのにこの自分にばかりはガミガミガミガミ我鳴り立てる...
正岡容 「小説 圓朝」
...蔭口を利く力もなくなつた...
正宗白鳥 「玉の輿」
...士に向って何という口を利くか!仙太 何だって? それをまた……...
三好十郎 「斬られの仙太」
...けれども悲しいことに口を利くことが出来ないので...
夢野久作 「オシャベリ姫」
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