...口やかましい女房はかなりの恩恵だとも考えられる...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...口やかましいその母が...
岩野泡鳴 「耽溺」
...おれの不機嫌は女房の口やかましいところから來たのだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...とかく料理加減に口やかましい人があるものだ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...おまえほど口やかましい女は...
太宰治 「愛と美について」
...彼は平生(ふだん)口やかましい女房の顔を見るのも苦しかったが...
田中貢太郎 「雁」
...そうならそのように予(あらかじ)め親類の口やかましい方面へ相談をし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それにお前は俺だけが口やかましいようにいうけれど...
壺井栄 「一つ身の着物」
...当時の最も口やかましい権威者たちのある者が...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...口やかましい母の傍らに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...口やかましいと言つたところで申分なくよく出來た人だ」「すると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...金費ひが荒くて口やかましいから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...叔母はすこし口やかましいけど...
久生十蘭 「キャラコさん」
...踏み台に立っている口やかましい小男に対面した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...口やかましい女房を慊(あきたらな)く思うようになった...
森鴎外 「雁」
...口やかましい人たちをはぐらかすために...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...口やかましいうえにぐちっぽくて...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...吝嗇で嘘つきで口やかましい女房...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
便利!手書き漢字入力検索