...山男が謀叛(むほん)するわ...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...バラバは唯彼の敵に叛逆してゐる...
芥川龍之介 「西方の人」
...或は圧制せられ恋愛に対する叛逆者となつたに相違ないのである...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...自分以外のものの爲めに謀叛(むほん)されたのです...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...強いて徴税すれば忽(たちま)ち叛乱が起る...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...そして摂政はエリザベスをも謀叛の罪に連坐させようとした...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...或は謀叛人の子供たちは...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...光秀そのものに謀叛気がなければ...
中里介山 「大菩薩峠」
...「どうせ天国に叛(そむ)いた上は地獄の鬼となれ...
長與善郎 「青銅の基督」
...「謀叛」と聞くと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...やはり謀叛ものですね...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...本当にあの連中は謀叛をする気だったのかい」「いや...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...浪漫派の人道的センチメンタリズムに叛逆(はんぎゃく)し...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...自分に向って謀叛をおこした配下の軍団に対し...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...叛逆を企む奴らの与党だろう...
吉川英治 「三国志」
...謀叛人だと告げ廻っている声も...
吉川英治 「三国志」
...寛永二年、江戸城へ使いしたとき、その由来をきいて、「将門を、大謀叛人とか、魔神とかいっているのは、おかしい事だ、いわれなき妄説である」と、朝廷にも奏して、勅免を仰いだのである...
吉川英治 「平の将門」
...王命を無視せる謀叛人に対して王位の名誉を守るために政府の全力を用いようとする意向がなかったわけではないが...
和辻哲郎 「鎖国」
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