...三 俳句とは主として景色を叙する文学でありますなおまた前に挙げたすべての句には...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...(21)ただなるべく簡潔に叙する必要から普通の文章や言葉にくらべて文字の省略が行われます...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...簡単な景色を叙する上においても...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...あるいは七・七に事柄を叙し五・七・五に感情を叙する場合も勿論(もちろん)ある...
高浜虚子 「俳句への道」
...しかしこれらの事実や気持の奥に、叙するよりも、述べるよりも、詠うべき或物が存在すると思う...
種田山頭火 「『鉢の子』から『其中庵』まで」
...これらもまた行為を叙する叙事詩としてふさわしいことであるかどうか...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...「夷講(えびすこう)」の酒宴の有様を叙するくだりに出会った時...
「木下杢太郎著『唐草表紙』序」
...蓋(けだ)し小説に境遇を叙するものあり...
夏目漱石 「人生」
...ただ叙する時の態度が違うのであります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...或る自然の風物情景(対象)を叙することによって...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...その生活を叙すると...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...平凡な者が平凡な筆で平凡な半生を叙するに...
二葉亭四迷 「平凡」
...すなわち同書にいろいろの植物が解説してあるがその中で草の実を叙する時...
牧野富太郎 「植物記」
...趣向の小説的なる者を捕へてこれを歌に詠みこなす事は最も難きわざなるにただ歴史を叙する如き筆法に叙し去りて中心もなく統一もなき無趣味の三十一文字となし自(みずか)ら得たりとする事初心の弊(へい)なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...されど場合によりては小説家が小説を叙する如く...
正岡子規 「墨汁一滴」
...叙する所の景が夏秋の交なることを示してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...森田節斎は里恵の言(こと)に拠つて江木の文中山陽の終焉を叙する一段を駁してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...進んで和文世に出でゝ言語と文章の漸(やうや)く親密に近(ちかづ)きし事情を叙する所...
山路愛山 「明治文学史」
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