...そこに僕の好きな受持ちの先生の部屋(へや)があるのです...
有島武郎 「一房の葡萄」
...二階受持ちの女給七人...
海野十三 「電気看板の神経」
...彼奴がその前半を受持ち...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...受持ちの教師から指名されていた...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...二十歳(はたち)ぐらいの受持ちの婢が膳(ぜん)を持って来ていた...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...受持ちの仕事をするのでも...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...俺(おれ)の受持ちじゃないと言って教えてくれないかも知れない...
豊島与志雄 「コーカサスの禿鷹」
...今度の組の受持ちは溝口先生といふ髭のある人だつた...
中勘助 「銀の匙」
...私はかなり重い麻疹(はしか)にかかつて幾日か学校を休んだのちやつとのことで出席したら意外にも受持ちの先生がかはつてゐた...
中勘助 「銀の匙」
...三人は鳴物を受持ち...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...やっぱり君の受持ちだったね」「ええ...
橋本五郎 「殺人迷路」
...受持ちの教師が森要人と云うかなりな年配の人で...
林芙美子 「私の先生」
...シャルルは首斬人の役を受持ち...
久生十蘭 「海難記」
...八時すぎに僕の受持ち終ったのであとは堀井に任せて...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...結局一の戦線ものも菊田が受持ち...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...これは日劇を主として受持ち...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...中学にいた時の僕の受持ちの鴨打(かまち)先生も会いに来て下さいました...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...一日に五(ご)ヶ村(そん)を受持ち...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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