...そこに僕の好きな受持ちの先生の部屋(へや)があるのです...
有島武郎 「一房の葡萄」
...二階受持ちの女給七人...
海野十三 「電気看板の神経」
...彼奴がその前半を受持ち...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...第五回はヴァン・ダインの受持ちだが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...(以下第六回アースキンの受持ち)その無実の罪をとくために...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...私の仕事の受持ちは...
谷譲次 「踊る地平線」
...「あなたのお受持ちはなんでしたつけね...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...受持ちの警察署を巡回し...
戸坂潤 「社会時評」
...そこへはひつてきたのは古沢先生といふ受持ちの先生だつた...
中勘助 「銀の匙」
...ただ嬉しいことにはそのときの受持ちの中沢先生は大好きないい人で...
中勘助 「銀の匙」
...眸(ひとみ)を豆の受持ち手の方へ動かした...
夏目漱石 「虞美人草」
...プロコフィエフ自身ピアノを受持ちコーツが管弦団を指揮しているのもよい(ビクターJD八三―五)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...毎日一人か二人ずつ受持ちの教師に呼ばれて色々なことをたずねられるのであったが...
林芙美子 「私の先生」
...受持ちの図画の市河と云う教師に呼ばれて...
林芙美子 「私の先生」
...これは日劇を主として受持ち...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...若しその附け届けを吝(おし)めば受持ち客の通し物をしても仲々拵えないで困らせる始末...
細井和喜蔵 「女給」
...一日に五(ご)ヶ村(そん)を受持ち...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...なんで異存があるものか」「おめえの受持ちは相良金吾...
吉川英治 「江戸三国志」
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