...私は文部省から東京の帝国大学で動物学の講座を受持つ可く招聘された...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...『一學年は並木さんの受持だが...
石川啄木 「足跡」
...甲田が掛持して校長の受持つてゐる組へも出た...
石川啄木 「葉書」
...それぞれの受持区域にむかって...
海野十三 「空襲警報」
...受持教員に対してなるべく鰹節(かつおぶし)の造り方とか...
丘浅次郎 「誤解せられたる生物学」
...実際岩村男が受持の西洋美術史の講義を覚えきるのは...
薄田泣菫 「茶話」
...近所は主婦も受持って届けるくらいの決心と実行がなければ...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...彼女がその足で少年の登校している中学校(ジムナジューム)に受持ちの教師を訪ねて行ったのは...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...典型的な素質だと思っています」これが受持ち教師の観察であった...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...なお泣きやまぬ雪ちゃんが受持の女の先生に慰められながら去っていった後姿だけが...
辰野隆 「記憶ちがい」
...それも自分の受持時間だけ出勤して...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...印刷所の受持場所へ帰り...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...其看護婦が受持の室(へや)の茶器を洗ひに來て...
夏目漱石 「變な音」
...どなたのお受持でございますか...
久生十蘭 「金狼」
...受持の女教師アナ・ニコラス Anna Nicholas は...
牧逸馬 「双面獣」
...全身の細胞の一粒一粒毎(ごと)に洩れなく反射交感する仲介の機能だけを受持っている細胞の一団に過ぎないのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...時分を見計らっては受持っている宝物棚の中から...
夢野久作 「名娼満月」
...工事の術(すべ)もありません」足守川の受持奉行から秀吉へしばしば苦境を訴えて来た...
吉川英治 「新書太閤記」
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