...わたしは博愛が当然受くべき賞讃から何物をも差引こうと欲するものではなく...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...されど汝(なんぢ)らはラビの称(となへ)を受くな...
太宰治 「如是我聞」
...其所領土は一齊に害受くること絶えてなし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...當然受くべき敬意を受けるまでだといった顏をしていた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...指先に冷りとした感触を受くると同時に...
豊島与志雄 「二つの途」
...「見受くるところ...
中里介山 「大菩薩峠」
...まさにこの刑罰を受くるに価すべくして...
中里介山 「大菩薩峠」
...人より受くる獰猛として...
夏目漱石 「創作家の態度」
...一大断案を受くべき危機に達している事を切に自覚した...
夏目漱石 「それから」
...現代下根(げこん)の衆生(しゅじょう)より受くる迫害の苦痛を委却(いきゃく)するための便法である...
夏目漱石 「野分」
...種々の教訓を受くるのである...
新渡戸稲造 「自警録」
...今もなお不明なる僕の受くる恩はなはだ事が私事にわたるようで...
新渡戸稲造 「自警録」
...貧者にても遠慮する事なく大病のせつは良醫を頼みて療治を受くべし...
福澤諭吉 「養生の心得」
...国辱(こくじょく)を受くる等の事ある上は...
福田英子 「妾の半生涯」
...必然的に種々な点で干渉を受くるのみならず...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...仏言(のたま)わく舎利弗の性もし受くれば必ず受けもし棄つれば必ず棄つ...
南方熊楠 「十二支考」
...詳細なる指揮命令を受く...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...けだし彼はこの市民権を受くることによりてこのローマ市を尊くし輝かすが故なり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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