...空軍の発達に依り都市の爆撃が行なわるる事となって損害を受くるのは軍人のみでなくなった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...我貧なるが故に彼より要求さるる条件多くして我の受くべき報酬は少(すくな)く...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...『公徳箱』と記せる箱を見受く...
大町桂月 「白河の關」
...それを受くるを好まざりしかど...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...何故に後れて恥を受くべきぞ?今汝らに告げんとす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...陸海軍両大臣は「軍検察権は断じて他の干犯を受くることなく独自の権威を以って事件に処するものである」という意味の言明をあっさりと与えたので...
戸坂潤 「社会時評」
...其後長派の恩顧を受くるに及で...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...受くるにしても与えるにしても...
豊島与志雄 「自由人」
...そうして彼等の受くべき折檻と...
中里介山 「大菩薩峠」
...マリエに着きマターファから大歓迎を受く...
中島敦 「光と風と夢」
...人を斬(き)つたものゝ受くる罰(ばつ)は...
夏目漱石 「それから」
...したがって夫の世話を受くべきものである...
夏目漱石 「野分」
...ところが彼等諸君子は学校で教育を受くるに従って...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...我々はかの『論理学の体系』を書いたジョン・スチュアルト・ミルの仕事を引受くべきではないであろうか...
三木清 「科学批判の課題」
...駆使を受くといえども...
南方熊楠 「十二支考」
...榛※(しんこ)翦(き)るなきの誚(そしり)は甘んじ受くる所である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一たびこれを受くれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...――怒って振り上げたあの鉄拳を横顔に受くるまでも...
吉川英治 「宮本武蔵」
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