...――尤(もっと)も月々の取高(とりだか)が少ない上に...   
夏目漱石  「道草」 
...「何しろ取高(とりだか)が少ないもんですから仕方が御座いません...   
夏目漱石  「道草」 
...大學を卒業した時、始めて世間並の春夏秋冬(はるなつあきふゆ)の衣類を一通こしらへて貰つたが、其後月給取になつてからは、全く親の扶助を絶たれてしまつたので、自分の取高では、到底着物なんか出來るわけが無かつた...   
水上滝太郎  「大阪の宿」 
...密訴(みつそ)をした平山と父吉見とは取高(とりだか)の儘(まゝ)譜代席小普請入(ふだいせきこぶしんいり)になり...   
森鴎外  「大塩平八郎」 
...吉見は取高の儘小普請(こぶしん)入を命ぜられ...   
森鴎外  「大塩平八郎」 
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