...まず死人の取り扱い方は...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...師匠が私に対しての取り扱い方が立派な下職並みにしてくれられたのでありました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...光線や空気の取り扱い方が思いもかけぬものであるとかいう点になると...
津田左右吉 「芸術と社会」
...またこの著者がそのモンタージュを論じた一章の表題に「素材の取り扱い方」という平凡な文字を使い...
寺田寅彦 「映画芸術」
...映画としての取り扱い方のうまさは充分にある...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...切腹の場を辞世の歌をかいた色紙に落ちる一片の桜の花弁で代表させたりするのは多少月並みではあるがともかくも日本人らしい象徴的な取り扱い方で...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...茲に必要であるのは存在の性格を取り扱い得る取り扱い方であるのであるから...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...高橋教授に弁証法の取り扱い方を尋ねると...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...自らに就いて一定の取り扱い方を何も指定しはしないということである...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...機関誌に於ける取り扱い方は...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...またその取り扱い方も簡単である...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...それに自分の健康状態やらその他の事情に対して寛容の精神に充(み)ちた取り扱い方をしてくれた社友の好意だの...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...一つの例として幾何学的事項の取り扱い方のことをあげてみよう...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...この取り扱い方は...
和辻哲郎 「孔子」
...どうもこれは毀損(きそん)しやすい名画の取り扱い方ではない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...このことは四肢の無雑作な取り扱い方によく現われている...
和辻哲郎 「人物埴輪の眼」
...末尾に現われた不死の薬の取り扱い方によっても明らかである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...特に六条御息所の取り扱い方がそうである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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