...円鑿(のみ)で間にある木を取り去る...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それを取り去ると額に深い線が残る位...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その中から或るものを取り去るような効果がないとは限らない...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...今日のところやはり外科手術で患部を取り去る外はあるまいという事である...
寺田寅彦 「話の種」
...社会が自分で与えもしなかったものを取り去ることについて僭有(せんゆう)しているその無法な権利を...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...之を全く書目の中から取り去る譯にいかぬ...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...マグネシウムを完全に取り去ることは...
中谷宇吉郎 「塩の風趣」
...一グラムについて八〇カロリーの熱を零度の水から取り去ると...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...臆病(おくびょう)と云う自覚はどうしても彼の心から取り去る事が出来なかった...
夏目漱石 「それから」
...異物(Filaria Medinensis〔メジナ虫症〕による)を取り去るには刺激除去硬膏を使い...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...唯微笑して取り去るだけで...
林芙美子 「清修館挿話」
...この女も栄爵と権勢に憧憬れて嫁入ッたのであろうという疑念を取り去ることが出来ず...
久生十蘭 「湖畔」
...想像からこの傾向を取り去ることはできないのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...これらのものをすべて取り去るならば...
三木清 「認識論」
...虎が来て両(ふたつ)ながら取り去る...
南方熊楠 「十二支考」
...我輩の愛好する歓楽を取り去るなかれ...
南方熊楠 「十二支考」
...それが頭にのしかかって来て取り去ることが出来なかった...
横光利一 「北京と巴里(覚書)」
...久慈と千鶴子の交渉の睦じさが眼から取り去ることが出来なかった...
横光利一 「旅愁」
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