...世界大乱一度収まりし如くにして実は収まらず...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...その気持はわかるとみんなが言ってますぜ! 今に何かおっぱじまらなきゃ収まりませんぜ」とコンラッドの...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...この場の収まりはよいに極まっているけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...しろとの手エで収まり付かんようなったんで病院い担(かつ)ぎ込まれたん違うやろかと...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...私のいらだちは収まりそうにないので...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...たちまち正しい場所に収まり始め...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...どうせこのままで収まりッこはありゃしない...
徳田秋声 「新世帯」
...泰山もカメラの裏(うち)に収まり...
夏目漱石 「幻影の盾」
...もうどこにも収まりやうはないのだ...
原民喜 「火の子供」
...すべて丸く収まりそうですね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...邸内の口論や騒動が収まり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...何うしても疳癪の虫は収まりさうもないのである...
牧野信一 「R漁場と都の酒場で」
...どうかした調子に中途で収まりさうになると...
牧野信一 「秋晴れの日」
...やがてアパートの監理者から苦情でも出ぬ限りは到底この悪戯合戦は収まりさうもない勢ひであつた...
牧野信一 「女に臆病な男」
...合唱に移つて収まり...
牧野信一 「喜劇考」
...私は校長の某氏が良い部屋に収まり...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...夜に入るとことごとく陣に収まり...
吉川英治 「三国志」
...収まりきれないほどだったろうし...
吉川英治 「平の将門」
便利!手書き漢字入力検索