...私の主張に反駁するつもりですか?...
...彼女は言われたことに反駁して、すぐに部屋を出ていった...
...反駁しがちな人は、コミュニケーションが円滑にできないことがある...
...彼はその批判に対して反駁の機会を待っていた...
...彼の反駁が的外れだったため、討論は中断された...
...僕の言葉には何も反駁(はんばく)を加えなかった...
芥川龍之介 「彼」
...未亡人がムキになってロヴィーサの言葉に反駁(はんばく)を加えている態度も...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...辛抱強くそのあとから反駁文や暴露や抗議文を持つて追いまわした...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...統帥権干犯については反駁して譲らず...
戸坂潤 「社会時評」
...之を反駁した陸軍の非公式声明(『東朝』四月二十八日付)に見られる...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...田島が少し勢いこんで反駁した...
豊島与志雄 「自由人」
...反駁されたことがあった...
豊島与志雄 「波多野邸」
...反駁のしようがない...
中谷宇吉郎 「雨を降らす話」
...彼は別段反駁(はんばく)もしませんでした...
夏目漱石 「こころ」
...これを十分にかつ首尾一貫して反駁してしまうまでは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...論理主義者は懐疑論を反駁して次の如く論じている...
三木清 「哲学入門」
...次のパラグラフはこのストア主義に対するピュロン説の反駁である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それにしてもこれを反駁することは甚だたやすい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一応の反駁を僕は試みたのである...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...反駁(はんばく)する宝寺城の人々の云い分とが...
吉川英治 「新書太閤記」
...義経の悲劇的美化や同情に反駁(はんばく)する者もあるが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...どうして発達するいわれがあろうと反駁(はんばく)する...
吉川英治 「宮本武蔵」
...必ず鄰(となり)あり」を反駁(はんばく)した形になっている...
和辻哲郎 「孔子」
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