...反歌白村が第二の愛児(マナゴ)笑むらむかはた泣くらむか聞かまほしくも...
石川啄木 「詩」
...鑛毒鑛毒地被害民の惨状を詠ずる歌一首並反歌下つ毛の足尾の山は...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...反歌いかならむ年の日にかも毛の國の民の嘆きの止む時あらむひしこ漬足妣木の山を近みと...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...(鹽原之山中蛤の化石を産す故に結末之に及ぶ)うみ苧集(一)二月二十五日筑波山に登りて夫婦餅を詠ずる歌并反歌狹衣の小筑波嶺ろは...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...反歌筑波嶺に後來む人も吾如くこゝだ欲る可き串もちひこれ三月のはじめ下總神崎の雙生(ふたご)の岡より筑波山を望みて詠ずる歌并反歌十握稻ふさ刈る鎌の...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...(明治三十四年作)反歌とこしへに山は立てども生けるもの杉にしあれば枯れにけるかも再び佛頂山を望みて作歌一首石刻む佛の山は青菅のしげき茂峯(しげを)に雲たちわたる(明治三十五年六月作)靈藥之歌并短歌八十綱をもそろに懸けし...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...反歌小夜泣きに兒泣くすなはち垂乳根の母が乳房の凝るとかもいふ花崗岩といふものは譬へば石のなかの丈夫なり...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...野末にひびき海の上(へ)の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……反歌あゝ 吾等怯懦(けふだ)のために長き間...
中原中也 「在りし日の歌」
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原民喜 「かげろふ断章」
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堀辰雄 「伊勢物語など」
...それがこういう二首の反歌でおさめられてあります...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...僕はその人麻呂の挽歌――就中(なかんずく)その第一の反歌のなかに見られる...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...住(すみ)よくありけり反歌吹風ものどに吹なり冬といへど雪だにふらぬ吉備の国内(くぬち)は(二月十八日)元義の歌には妹(いも)または吾妹子(わぎもこ)の語を用ゐる極めて多し...
正岡子規 「墨汁一滴」
...反歌玉きはる内の大野に馬なめて朝ふますらん其草深野其草深野の一句縁語の如くにて縁語にあらず...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...反歌山ごしの風を時じみ寢る夜落ちず家なる妹をかけてしぬびつ「ときじみ」に説あり...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...寿江子さんたら御飯の食べっぷりまでせっかちだと言うから閉口します)二十日のお手紙の反歌にはどういうお礼をしたらいいかと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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三好達治 「一點鐘」
...そうして反歌では...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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