...義雄は少し反抗的に...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...反抗的に冷かに笑つたのでもなく――唯...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...それで反抗的になる子もあったが...
徳田秋声 「縮図」
...反抗的に単純な感情がたかぶって来るのでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...お銀様はいっそう反抗的に...
中里介山 「大菩薩峠」
...「何をッ? 間抜け奴(め)ッ」反抗的に肩を聳(そび)やかせて...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...え? 親分」少し反抗的になっているらしい吉五郎...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...金輪際(こんりんざい)物を言うまいとしている様子――女が一番反抗的になった態度です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...と彼は頭の中で反抗的に繰りかへすと...
北條民雄 「青年」
...「丈夫で暮してりゃ何うなるんだい」と反抗的に言うこともあった...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...『うき節を心一つに数へきてこや君が手を別るべきをり』反抗的に言ったりもしましたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...反抗的に行なえば人聞きも悪いであろうが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...餌を代えてやってもチチチと啼いて反抗的に嘴をあけて挑むようなふうをするのである...
室生犀星 「人真似鳥」
...この心持が妙に反抗的に...
森鴎外 「独身」
...「私服、どうしたってんだい」トム公は、反抗的に、前の者をグイグイ押した...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...が、――トム公は、巡査のすがたを見ると、反撥的に、反抗的に、「おら、誰にだって、富麿なんて、呼ばれたことはねえもの...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...事ごとに反抗的に出る困り者がひとり現われた...
吉川英治 「三国志」
...反抗的に答えると...
吉川英治 「松のや露八」
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