...俺の心には再び權威に反抗するの精神が燃え出した...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...外界の圧迫に反抗するばかりに...
有島武郎 「或る女」
...」彼等はあくまで反抗する気で...
伊藤野枝 「転機」
...母国は殖民地が反抗すると誤解して...
大隈重信 「平和事業の将来」
...自然子規居士の親分気質な動作に対しても別に反抗するような態度もなく...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...もと/\柔順に教育された女だけに別に反抗するやうな事も無く出來るだけの事は遣るやうであつたが...
高濱虚子 「續俳諧師」
...反抗するものでも...
田山録弥 「半日の閑話」
...銀子が反抗すると刃物を持ち出して...
徳田秋声 「縮図」
...反抗することができにくい...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それに反抗すると云うような場合が大変ありはしないかと思うのです...
夏目漱石 「中味と形式」
...お菊は大変だぜ」わずかに反抗する徳松...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...またいかなる事物に反抗するかに関係しているのである...
三木清 「語られざる哲学」
...誰も反抗することの出来ぬ嬌態を持っていた...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...そうして改めてその力に反抗するように居住居(いずまい)を正した...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...彼はただ自分に反抗する氣持ちばかりで自分に向つて叫び出した...
横光利一 「悲しみの代價」
...Q市民はS市民に向つて反抗することは出来なかつた...
横光利一 「静かなる羅列」
...徳川氏)に対して反抗するというような情熱は...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
...中世に反抗する人間性の解放として説くこともできるが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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