...反り身になつた河童の技師にその灰色の粉末は何と云ふものかと尋ねて見ました...
芥川龍之介 「河童」
...中にはわざわざ反り身になって...
芥川龍之介 「父」
...あいつが乙に反り身になつて...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...新田さんの事は郡視学さんからお話があつたもんだで、遂私も新田さんを此学校に入れた次第で、郡視学さんの手前もあり、今迄は随分私の方で遠慮もし、寛裕(おほめ)にも見て置いた訳であるが、然し、さう身勝手が過ぎると、私も一校の司配を預かる校長として、』と句を切つて、一寸反り返る...
石川啄木 「雲は天才である」
...彼は稍々(やや)細い身体を反り身になつて豪放に笑ふのだが...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...見ると年は五十ぐらいで、身の丈は六尺もあろうか、のどの骨が突(と)び出し、おとがいが反り、頬が高く、唇が厚く、目鼻がすごく、顔の色が黒く、いかさま逞しそうな体つきで、次には私が話しましょうと云いながら、破れた布衣の袂のかげで大きな数珠をつまぐっているので、さあ、では早速に願いましょうと皆が促すと、不思議なこともあればあるものです、その上を、私が手にかけて殺したのですと云う言葉に、樊(はんかい)はきっとなって眼の色を変えたが、此方(こちら)は落ち着いて、まあ/\、これから委しく事の仔細を申しますから一と通り聞いて下さいと云う...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...唇が反り返っていたり...
豊島与志雄 「慾」
...白いのどをのぞかせて反りかえったのが見えた...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...こう少し反り身になってつくづく見上げるようにして...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...グイと反り身になると...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...宵の酒宴(うたげ)の可笑しさよ娘が運ぶ瓶子よりもるる灯影(ほかげ)にかしこまる左右(さう)の破顏を反り見て七兵衞獨り忻忻たり...
萩原朔太郎 「煤掃」
...反り返って目を半分つむっている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...いつか反り返ったままに古びて...
森鴎外 「蛇」
...針に刺されたままの黒い体が高く頭をもたげて反りかえった...
矢田津世子 「神楽坂」
...一門の旧家であるがごとく反りかえって歩くと...
柳田国男 「家の話」
...心持ち反り身になったまま...
夢野久作 「怪夢」
...反り返ってどんと拳で卓を打ったまま睨んでいる...
横光利一 「欧洲紀行」
...彼は凭りかかるように反り...
横光利一 「旅愁」
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